徳島からフェリーで

朝は徳島駅の反対側にある城址公園などを散歩したあと
駅まえからバスでフェリー乗り場に向かいます。
バスを待ってる間に地元のおばあちゃんが阿波踊りを教えてくれたり、
高校生やOLさんたちとは、映画の「眉山http://www.wel-shikoku.gr.jp/bizan-movie/の話をしたり、工事作業で休憩してたおじさんたちからはお遍路さんや阿波踊りの話を聞いたりたくさんの徳島情報を聞くことができました。
おみやげ屋さんには大塚製薬のお菓子がたくさんあったので聞いたら、徳島は大塚製薬の創業者の出身地なのだそうです。

帰りはのんびり船旅ができるというフェリーを選びました。
AM11時過ぎ、九州からきたオーシャン東九フェリー http://www.otf.jp/は一路東京へ
向けて出発!

船内には10人は入れそうな大きな浴槽があっていつでも自由に入れます。
風呂の窓からは海の景色が見えます。揺れると浴槽の湯が波のように寄せては返しになるのがおもしろい体験でした。

3時ころ通過する海域は台風の影響で大きな揺れがあるので、酔い止めを飲んだりして対策をたててくださいというのでその時間は寝ることに。
オートバイの旅してる人、九州を車で旅してきた夫婦、家族連れ、高齢男性や学生たちの一人旅等などがほどよく乗船してます。

翌朝の日の出は5時ちょっと前、寝坊しないよう緊張しながら寝てそのトキを待ちました。
東京まであとちょっとという海域です。
日の出!と待ちわびた瞬間だったのにみるみる雲のなかに入っていきます。
いそいで朝風呂をたのしみにいったもののカラスの行水だけで、そのあとあわてて下船準備です。
船上から朝日を拝み朝風呂ができるとは、、、なんとももったいない!!

5時半ころ東京有明到着。

尺八のような楽器をバッグにぶらさげてる彼に聞いたら京都の大学生で、南米の研究をしてるうちに楽器まで興味をもって演奏してるのだとか。この楽器はモセーニョというものだそうで、子供時代住んでいた米国でストリートミュージシャンがよく演奏してたのを聞いていてそれ以来ずーっと南米の音楽に惹かれ続けてるとのこと。
東京の友人に会いにいくのだそうです。

一日目 約3万歩
二日目 約2万歩

旅行会社のパック旅行と比べたら、かえって割高になり苦労の多いバッグパッカーです。
でもこの苦労がなんとも心地よく実りいっぱいの旅なんです。
自分で企画し入念に下調べするのでしっかりと頭に入ります。
誰にも頼れない一人旅なので、心身ともに健康でなければ実現できません。
この旅は健康のバロメーターになってるようです。
緊張感とワクワク感のなかにそっと謙虚さを忍ばせて
80歳でエベレストに登る人やお遍路さんをやってる人たち、自転車で世界一周中の小口くんらに思いを巡らしながら旅をしていました。
そのような大きなコトはできないまでもせめて自分の身の丈にあったこれぐらいのことを自分に課したいなって思ってます。
小さな冒険ではあるけれどチャレンジすることで達成感を味わいヤッター!という気分でまた元気に生きていく自信ができてきます。







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