早大祭とオバマさんの祖母 北里大学祭



今日は早大祭。門を入ったらいきなりフジTVの軽部アナウンサー(早大OB)がフランクフルトソーセージをかじりながら向こうから歩いて来られた。母校でこれから軽部さんの講演会が始まるところだった。

アフリカのケニヤにスタディツアーに行ってるボランテアグループの方たちに話を聞いた。
ケニヤは、雨が少ないので木が枯れるうえに住民が薪にもするので森林がどんどんなくなってきてる
そうだ。それで早大のボランテアグループはJICAと協力して植林のボランテア活動を続けてるということだった。
マサイ族の家にホームステイしたそうだが、人々はごはんが食べられるというような当たり前のようなことでも感謝し、子供たちは貧しいにもかかわらず天真爛漫で元気いっぱいに遊んでいたということだった。アフリカのダンスも最初は恥ずかしかったけど、だんだん誘われるままに踊りだしたら、とっても気分がよくなってきたそうだ。アフリカ人の生活のなかにこの日本にはないものを発見したようだった。
そして最後にオバマ大統領のおばあちゃんと会って一緒に食事をしたということを思い出したように語ってくれた。オバマさんのおばあちゃんは、夫がいなく貧しい女性たちに食事を提供するボランテアをしていたそうだ。このおばあちゃんにしてあの偉大な大統領あり!ととても感慨深く思えた。とてもいいお話を聞かせていただき感謝!
オバマさんのおばあちゃんに会ってきたお二人
  ケニヤでつくられたネックレス
右下の写真の真ん中がオバマさんのおばあちゃん。
  
  
    

「珈琲研究会」の模擬店で独自のブレンドコーヒーをいただいてきたが、もらってきたパンフレットに
「カフェ.バッハマスターを直撃!」という記事が載っていて、「カフェ.バッハ」とかかわりがあることが伺われた。
ラジオでカフェ.バッハのオーナーの話を聞き、とても関心をもち、この春、山谷の「カフェ.バッハ」をわざわざ訪ねたばかりだったからとても嬉しかった。

日本に留学中、早稲田界隈に住んでたという縁でこの早大のホールで、中華人民国建国60周年を記念した「周恩来と日本」展を開催してた。このまえの映画「フロスト/ニクソン」のなかでニクソン周恩来に会ったときのエピソードを話してたのを思い出した。


早大を2時ころに引き上げ、新宿から小田急線で相模大野へ。バスにゆられて20分あまりで北里大学に到着。医療系の大学で、医師、看護師、検査技師、薬剤師をめざしてる学生たちが学んでて大きな大学病院もある。
先月、白金にある北里大学薬学部祭で会った茶道部の学生さんに今日の学園祭を紹介されたのが気になって、思い切って遠出してやってきた。
創設者は医学博士の北里柴三郎。遠い昔の小学校時代、社会の教科書で北里柴三郎について学び、試験のためにその名を一生懸命暗記したのが思い出される。
以前、我が家へ中国人女医さんがホームステイにきたことがある。その翌年、その女医さんは再来日しここ北里大学病院に一年間研修にきたのです。そのとき彼女を訪ねてここまできたことがあったので懐かしかった。


もう4時ちょっと前でほとんど後片付けにはいってる状態だったので、このまえの学生さんに会えるかどうかわからなかったけど、茶道部を探してやっと見つけ、彼に再会でき感動!もう店じまいをしているところだったのであきらめて帰ろうとしたら、私のためにご配慮してくださり、片付けた茶道具をわざわざ取り出してきてお茶を提供してくれたのでした。
あたたかいおもてなしの心を感じ特別においしくいただきました!


「ぬいぐるみ病院」ってなんだろうって思って聞いてみたら、病気のこどもたちが治療を怖がるので、ぬいぐるみを使って恐怖心を取り除かせるための活動をしていて幼稚園などを訪問しているというお話だった。全国の病院で試みられてるそうだが、ここ北里大学では医師、看護師、検査技師、薬剤師などどの学部の学生も参加できてるそうで、一番進んでるそうだ。以前は医師は病気しかみなかったが、最近はだんだん意識が高まってきて、患者の心のケアまで気遣いするようになってきてくれて患者の立場としてはとてもありがたいことだと思った。


どこの大学にいってもみなあったかい心をもって接してくれる学生さんばかりで、こういう若い人たちがこの日本を作って行ってくれるのだと思うと未来に希望をもてるようになり、生きる元気がわいてくるなーと感謝の気持ちでいっぱいになった。