ベルリンの壁崩壊20周年

ベルリンの壁崩壊20周年の今日夕方から赤坂のドイツ文化センターで記念イベントがあった。


駐日大使の講演、映画、写真展、ドイツの歌曲講座などが行われていた。
ベルリンの壁のレプリカ
 
東側と西側のベルリンの壁の破片(東側はコンクリートに鉄骨や石などが混入され頑強にできてる)
  
当時の様子を東側に駐在されてた元大使館員夫人が講座で話されていた。
こどもだけは検問所の通行が厳しくないので、夫人のご一家は幼い息子さんを西側に行かせて日常品を買ってきてもらってたという。
車のトランクに隠れて西側に命がけの逃避行された友人は、その後8年間も東に残った母と会うことができなかったそうです。
警察国家だったので国民同士でも不信感をもっていて不安な日常生活だったという。
電話に盗聴器がしかけられてる写真が映しだされていた。
講師の夫人は、1987年中曽根総理が旧東ドイツを訪問されたおり、総理夫人の通訳をつとめられた
方だった。

「壁はどの位置にあったか地図の上に線を引いてください」というクイズに指名されて参加しました。
東ドイツのまんなかにベルリンはあってそのベルリンが西と東にわかれてて飛び地だったことや、西ベルリンは全周を壁で覆われ「紅い海の中の自由の孤島」とよばれたなどということが初めてわかった。
  
ドイツのスパークリングワイン、伝統的なバウムクーヘンなどがふるまわれていた。
ドイツに留学した経験をもってるスタッフの方に聞いたら、バウムクーヘンはドイツの一部の地域で
しか見ることがないそうで、いまはかえって日本のほうが人気が高いようだと話していた。

  

                        ドイツの伝統的な料理
  

帰宅したらTVニュースで盛大なドイツの記念日の様子が映し出されてた。