日仏美術交流シンポジウムとすてきな一家と


恵比寿の日仏会館で「シュルレアリスムの時代」と題して日仏美術交流シンポジウムがあった。
友人の岡山のぼあらさんのお姉さまの河本真理さん(広島大学準教授)がこのシンポジウムで講演やパネリストとして参加されるとのことでお誘いを受けたのです。
専門家ばかりの錚々たる方々ばかりのなかに何も理解もできない門外漢の私がいるには恥ずかしい思いでしたが、ぼあらさんのお姉さまのお話を聞いてみたいという好奇心いっぱいで少しの時間だけお話を聞いてきました。
河本真理さんはフランスでコラージュの研究をしてきた方だそうですが、ぼあらさんのお話を聞くまでコラージュについてほとんど知識のなかった私は、だんだんあちこちでコラージュがいろいろなところで使われてることに気がついていって、少しづつ関心がもてるようになりました。
河本真理さんはコラージュの研究をまとめた「切断の時代」を著し、2007年日仏の交流に貢献した方に贈られる渋沢・クローデル賞を受賞されました。

http://makomoto.seesaa.net/

今日の講師の方がフランスの芸術家たちが日本の浮世絵画家などからいろいろ影響を受けてることを話されたのですが、先日世田谷美術館オルセー美術館展を見たときにもやはりたくさん日本の画家や日本文化などから影響を受けてることが説明されてたので、とてもよく理解することができた。

今日は、岡山からご家族で会場にいらしてたぼあらさんと2年ぶりに再会でき感激しました!
最後の質問受けつけの場面で、会場から手を上げてお母様が質問にたち、娘さんである河本真理先生がお答えするというとてもほのぼのとユーモアのあるすてきな時が流れ愉しいひとときでした。

ぼあらさんは建築士でありながら、単独で世界一周旅をし、その後体験本http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4871497135/nagatabi-22を著したり講演されたりの才能の持ち主、こんなすばらしいお嬢様を二人もおもちのお母様は風格があり、やはり並みのお母さまではないなと印象をもちました。
新婚まもないぼあらさんのご主人さまは創業138年の老舗の書店の実業家だそうです。http://sakaecho.omotecho.or.jp/shop/book-yoshida/
あったかくとっても気配り上手で博識家、、ぼあらさんの幸せな家庭が想像されて幸福をおすそわけしてもらった気分になりました。
因みに書店には、ご結婚されてから早速ぼあらさん姉妹の著書のコーナーをつくられたとのこと。
書店にこんな立派な著書を著した方が嫁いでこられたとなると、なにかといい影響がでるんじゃないでしょうか〜。WIN-WINかな!!
懇親会では、河本真理さんにご紹介いただいたりしてぼあらさんファミリーの素顔を知ることができました。お母様のご出身は東京で、同窓生には活躍している有名な女性たちがずらりと揃ってました。
パネリストとして発言される真理先生があまりにも立派な方だったので、とても緊張してたのですが、
そばでお話してくださると少しもきどりがなくてかえって人格者だなって思わせてくれました。
このようなファミリーに出会えたことに本当に感謝感激です!

ぼあらさん姉妹のご友人でパリでジュエリーのデザインをされてるという日本人女性のMOMIさんhttp://www.momi-paris.com/のお話を聞くことができたり、シンポジウムで司会を務められた美術界の大御所で大原美術館館長の高階秀爾先生とお写真をとらせていただいたりして、とっても高揚した一日になりました。