日比谷公会堂「応援の祭典」


ふとしたことで知り合った方からイベントの案内をいただき急遽いくことにしました。

竹田製菓竹田和平さん、アントレプレナー福島正伸さん、日比谷公園内のレストラン松本楼の小坂文乃さん、ミリオンセラー「世界がもし100人の村だったら」の
原文訳者中野裕弓さんなどの講演や対談など10名ほどのプレゼンターが6時間に及ぶ長丁場でお話してくれたのですが、とてもわかりやすくいい時間を過ごすことができた。
「夢をもってる人を応援してあげよう」というような話がありましたが、人を応援することで自分のこころが豊かになっていく、同じ仕事でもこころのもちようでどのようにもなる、
悪い現象が目の前にあったとしても立ち位置を代えて見てみると感謝になるというようなお話がたくさんありました。
「夢を実現させたい」という話の中では、経営してる会社の売り上げを伸ばしたいとか、高級車がほしいとかという物質的な物を求めてる人の話かなと思ったら、世の中の人の心をHpppyにするための夢だったので以外だった。
こういう精神的な豊かさを求める夢の話は人の心をあったかい気持ちにしてくれ、協力してあげたいなと思わせてくれものなんですね。
小坂文乃さんは松本楼の創業者のひ孫さんだそうですが、創業者の梅屋庄吉さんが中国の孫文を経済的な面で支援し続けた話をされた。
梅屋庄吉の生涯「革命をプロデュースした日本人」http://www.matsumotoro.co.jp/

私もホームステイなどで出会ったアジアの青年たちがそのころ私に夢を語ってくれたので、一緒になって応援していました。
その彼らが今米国で大学教授や国際弁護士になりシリコンバレーで起業するという結果を得ている。
人の夢を応援すると自分の心も豊かになるというのは、私自身体験済みだったから今日の話はとてもよく理解できた。

ロビーに「少女パレアナ」の本が販売されていてとても懐かしくなった。
この場にあることがとても以外に思った。
この本は私が子どものころの愛読書だったから時を越えて再会した気分だ。

孤児になった少女パレアナが牧師の父から教えてもらった、悲しみ苦しみを全部喜びに変えてしまうゲーム「喜びの遊び」をいつもやっていて周囲の人々まで幸せにしていくというストーリーです。
私もこの喜びの遊びが気に入っていつもまねしようと努力していたのでした。

今日の講演でもほとんど根本のところではこういう精神をもつことの大切さを話されたのですが、パレアナに通じるものがあるというのでここで販売していたのだとわかった。
私のお気に入りだった本がこんなにも時を越えて、それもビジネスに関心もって集まってるような若い男性たちが多いこの場に置いてあり、今でも多くの人に読みつがれてるということにとても嬉しく思った!

そしてまた関連して思い出したのが、映画「今を生きる」です。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/1403/movie2.html
破天荒な新任教師がやってきて、生徒たちに自由に生きる人生のすばらしさを教える話です。
当時この映画のビデオを何度も巻きもどしてストップさせ、気に入ったことばを一生懸命ノートに書き写したのです。
それを探したら出てきて懐かしく思い出したのでここに書き記してみたい。

先生がいきなり靴のまま教室の机の上に上がり「なぜ机の上に上がるのか?それは物事を常に異なる側面から見つめるためだよ。ここから見ると世の中はえらく違うぞ。わかっていることも別の面から見直せ。どんなにばからしく思えてもやってみろ」

フロストのことばからは「森の別れ道で『人の通らぬ道を選ぼう』すべてが変わる」「君らの歩き方を見つけろ  自分だけの歩み  自分だけの方角を  立派でも愚かでもかまわん 歩かぬのも自由だ」
将来の進路のことで父親の意見と違うことで悩んでる生徒に送ったことばは、「順応することの危険性  教育とは独立心を養うこと」「難しくても本当の自分をさらけだすのだ  君は家来ではない 強い信念と情熱で証明してみろ」