日本の評価

今日のニュースで、米国ではかつて日本企業進出などで自国内の雇用が脅かされたり、製品が売れなくなるとジャパンバッシグがあったが、最近は日本にたいして大変信頼があつくなってきたと報道されていました。
これまでの日本人技術者たちの指導方法が好評だったり、製品の製作過程を大切にする日本人の考えが受け入れられ理解されてきた結果だということです。
このニュースを聞いて、村上和雄先生の話を思い出しました。
海外に行ってみると、日本は高く評価されていてbest country に入ってるのがわかるそうです。
良好な治安、教育レベルの高さ、医療保険、倫理観の高さ、戦後の目覚しい復興の速さなど等。
今回の大震災では、世界中のマスコミは日本人のモラルの高さに感動したという記事をたくさん報道したそうです。

我が家を訪れた外国人たちからもたくさん聞きました。
親しくしている中国人一家がいます。
彼らはカナダに移民したあと、経済良好な日本にきて日本の企業で勤務し、転勤でアジア各国に駐在したり、一人息子はは米国の大学に行ったあと、NYのウオールストリートに勤務してるという方たちがいます。彼らは世界の国々を体験してきて、住むとしたらどこの国がいいかって家族でよく話しあうそうです。
家族の考えは一致して「日本」だそうです。
他にも日本には兵役がなくて羨ましい。日本国籍をとりたい。結婚相手は日本人女性が世界で一番人気が高いなど等。
このように外国では高く評価されてるのに、世界の中で幸福度ランキングで日本は90位だったそうです。
日本人は自国にたいして評価が低く自信を失っているということだそうです。

今回の震災では、大変な困難に直面していますが、また一面では日本のいい面にも気づかされました。震災はこのような気づきを得るための天からの大きなメッセージなのではないかと話されていました。
ダライラマは長い間迫害され亡命政府をつくっていますが、「(自分は)この試練で成長してきました」と語られ、
日本に立ち寄り震災の法要をされ、日本も戦後にみごとな復興をとげてきたという過去の実績のある国民ですから、必ずまた日本は復興しますとメッセージを残されたそうです。
他人の芝生ということばがあるように、自分のことはついつい悪い面ばかり気がつくものかもしれません。
世界の中の日本という視点で見てみたら、明るい日本の未来が見えてくるような気がしてきました。