せせらぎの能

首都圏在住の故郷の会では、毎年この時期にバス一台チャーターして2泊3日の旅を企画し帰省するのが恒例になってるそうですが、今年は、人数が満たなくてバスはでないことになったそうです。
それでもよかったら、参加しませんかと誘われました。
私はそれじゃーと、また青春18切符で行くことにしました。
18切符の経路を検索してたら夜行列車「ムーンライトえちご」があることがわかりました。
窓口で聞いたら、前日にもかかわらず運良く女性専用車が空いてたのです。

新潟駅に早朝に到着しました。
18切符で旅してる人たちはすぐにわかります。
降りると、すぐに走って乗り継ぎの電車に向かう人々、電車を背に写真撮ったり、駅名の標識をカメラに収めたりしてますから。
父と中学生の息子、中学生か高校生の数人のグループ、大学生、OLや学生の一人旅、という人たちが目につきました。
乗り継いでしばらく電車に乗ったりしたあと親戚たちと合流し、車で夕方に山形県の温海温泉(あつみ温泉)に送ってもらいました。
なつかしい光景です!
温海温泉に到着したら一番先に目がいくのが老舗旅館「たちばなや」http://www.tachibanaya.jp/です。
皇族もお泊りになる宿で後継者はわたしの同級生です!

5時過ぎにはみなさんが集合しました。
自己紹介したらメンバーの顔ぶれはほとんどが首都圏などからでしたが、なかには鹿児島から参加した方もいました。
都内に勤務してたときの元同僚だそうです。

夕食を早く済ませ、今夜のメインイベント「せせらぎの能」を鑑賞するために会場に向かいました。川岸に能舞台が設置され、川の中には薪が燃えています。

私たちは真正面の桟敷席です。
   地域に伝わる伝統芸能で、「山戸能」と「黒川能」の上演です。
黒川能http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E5%B7%9D%E8%83%BDは国の重要無形民俗文化財です。