庄内めぐり

翌朝、朝市に行くために早朝から散歩してたら、温泉の湯が飲めるところがありました。
町で運営してる足湯がありました。川を眺めながらの光景は癒されます。

「たちばなや」さんの目の前なので、足を拭くタオルをサービスで置いてくれてるようです。

朝市の場所は沿道だと思って探してたら、屋根つきの店に変わっていました。
沿道は車が通って危ないので奥のほうで開くことになったそうです。
地元の野菜や海産物などなつかしいものがいろいろ並んでいます。

コーヒーを提供してる店があったので、コーヒーをいただきながら店主と話してたら、私の数年下の後輩だということがわかり同級生の弟と友人だったということもわかりました。地元の現状や活躍してる同窓生たちの話しなど四方山話に花がさきました。
朝市でいろいろ手にいれたあとは、東京尾山台でイタリアレストラン「ロアジ」のオーナーシェフをやってる佐藤君のご実家の酒屋さんによりました。

早朝にもかかわらずもうお店は開いていました。佐藤君の義姉さんが出てきてお相手してくれました。
佐藤君の活躍ぶりから、またここでも四方山話になり、最後にお薦めの地元産ワインを求めてきました。

朝食のあとはそれぞれの車に分かれて乗って庄内の観光です。
海岸線をドライブするのもいいですね〜
海から青々とした庄内平野に入り、高速道をひた走り酒田に到着です。
酒田は、かつては本間さまが有名で、今でもたくさん名を残していますが、最近は平田牧場が有名になってきました。
六本木のミッドタウンにもお店がありますよね。

酒田では最初に西郷隆盛を祀った南洲神社http://www.city.sakata.lg.jp/ou/shoko/kanko/bussan/7306.htmlにきました。

戊辰戦争では薩摩は敵だったのに、なぜ西郷さんが祀られてるのか不思議なことなのですが、庄内藩が降伏したとき、厳しい処分を覚悟したにもかかわらず西郷さんが極めて寛大な処遇をしてくれたことで、西郷さんを崇拝するようになったのです。庄内藩では薩摩に出向き西郷さんからたくさん学んできたのです。
いまでも鹿児島の人々と庄内はあたたかい交流が続いてるそうです。
 
 

 「荘内南洲会」を作ってここでは毎月勉強会を開いてるのですが、県外の会員もいるそうです。今回鹿児島から参加した方もいますよと、会館の方に話したら喜んでくれました。
 西郷さんから直接いただいた品々がたくさんあります。

メンバーの方たちのなかには、歴史研究家のような方もいてどんな質問にも答えてくれるので大変勉強になりました。
戊辰戦争のとき、村が薩摩兵に襲われたのに、病気で動けなかった彼の曾祖母は薩摩兵に親切にしてもらったというエピソードを聞かせてもらいました。