上智大学講座 「ウェイク.アップコール」

上智大学の講座 今日は交際交流基金小川忠講師で「国際交流基金」や「パブリック.ディプロマシー」について

15分間のNHKのDVDで宇宙飛行士が見つめた地球「ウェイク.アップコール」の映像を見たのがとてもよかった。http://www.nhk.or.jp/special/onair/080204.html

ウェイクアップコールとは目覚めの曲のことで、毎朝ヒューストンの管制官が宇宙船内にいる飛行士の起床にあわせて音楽を送っているのだそうだ。曲はそれぞれが選曲したものが使われている。

コロンビア号の事故で帰還できなかった初のイスラエル人飛行士イラン・ラモンさんと家族の話で、搭乗する前から事故後の様子を取材したものだった。イランさんは搭乗するまえ、自分のユダヤ人としてのアイデンティティに目覚め、こだわりの品を持っていくが、宇宙で何日か過ごすうちにユダヤ人というこだわりは感じられなくなり、人種とか国の枠を超え、地球や命や平和の大切さを訴えるようになるというものだった。ジョンレノンのImagineがバックに流れてとても感動的だった。
要約すると、自分のアイデンティテイを求めていたラモン飛行士が、世界中から集まってきてる乗組員たちとスペースシャトルで過ごしてるうちに宇宙的な考えになっていったということなのでした。