トヨタ財団

上智大学の講座第5回めの今日は、トヨタ財団アジア隣人プログラムグループリーダー
の権修珍さんが講師で題は「トヨタ財団とアジアのかかわり」だった。
トヨタの当時の社長が、自社が発展してきてるのは、多くの社会のお陰だから利益を社会に還元したいと1974年「トヨタ財団」を設立。http://www.toyotafound.or.jp/

東南アジアの地域で地道でもいい活動しているプロジェクトに年間5億円を使って助成金をおくる支援をしている。
社長は「陰徳が大切」とPRは避けてきたそうだが、皮肉にも知られていないと応募してくる人もいないということで、最近は少しづつPRするようになってきてるようだ。

講師の権さんは韓国から留学してきて京都で学生時代を送ってるいるとき、阪神大震災に遭い、多くの人に助けてもらってとても心強く思い、そいうことから自身もボランテア活動に没頭していた時期があったそうだ。
大学の先生になることをめざしていたが、だんだん社会貢献することに関心をもつようになっていき、ちょうどそのころこの財団を知ったのだそうです。
権さんは、学生時代アパートを借りるとき「ペット、外国人、水商売お断り」という貼り紙をみて
ショックを受けたり、入国管理局で友人の留学生が不当な扱いを受けるのを見て憤慨していたそうだ。
日本人と外国人が互いにいい関係を保つにはどうしたらいいかといろいろ試行錯誤していったようだ。
「キムチ」は以前は嫌がられてたけど、ヨンさまのお陰でこのごろはだいぶキムチ好きな人たちがでてきて韓国にたいする見方が変わってきた。
やはり民間外交は一番大切なんですね〜と明るくと話されたけど、いろいろなことを乗り越えてこられてきたことが偲ばれるお話だった。


今日は森繁久弥さんが亡くなられたと大ニュース。
先月、世田谷文学館で森繁さんの展示を見たばかりだった。
そしてお寺で講演を聞いた小桜京子さんの結婚のときの仲人さんが、森繁さんだったそうで、毎年森繁さんをお訪ねしてるというお話をきいたいたのでとても驚いた。