アートコレクター

朝日beの人物欄に現代アートコレクターの佐藤辰美さんが紹介されていてとても興味をもった。
http://apm.musabi.ac.jp/imsc/cp/menu/collector_artcritic_journalist/sato_tatsumi/intro.html
青山二郎や大原孫三郎という名だたるコレクターたちとも比せられる現代アート界のパトロンだそうだ。
慶大を出たあと小さな自動車部品工場の後継者となり20年間で事業規模を10倍に拡大させたそうです。
一貫して国内製造、販売にこだわり労働者の働く場を守ってきた。工場を海外に移転させた他社が価格を下げたときも同調せず、社員に一層の士気高揚をよびかけたら、みんなが頑張って、その年は過去最高益を出したそうです。
「企業は人なりは本当。社員には同業他社より少しいい生活をしてもらいたいと思ってきました。社員と経営陣に信頼関係が深い会社は強い。」「がんばった人間が報われる会社であること」も信念。
グループ会社には中卒の社長がいて「たたきあげで頑張った」人物が就任していることも「僕の誇りです。」
「芸術」にも「ビジネス」にも偉大なる目利きのようです。
これから佐藤さんの名前をどこかで目にする日がくるのをたのしみにしてます。