ロアジ再訪

母校の大先輩のIさんから誘われて、また尾山台のイタリアンレストラン ロアジを3週間ぶりに訪れた。
http://d.hatena.ne.jp/helloelf/20100627
電話で連絡してあったので、オーナーシェフの佐藤くんは待ってましたとばかりに迎えてくれました。
私たち3人は同窓生。前回の会の様子をIさんにお知らせしたら、ぜひ訪ねてみたいとのことだったのです。  
Iさんは学生時代尾山台に通っていたそうで、しばらくぶりに訪れとても懐かしかったようです。
Iさんとシェフとは初対面だったのですが、Iさんは故郷の集まりの会長さんで会報誌なども作ってるのでたくさんの資料をもってきてくれ、それらを見てたら共通の話題がいっぱいあって、すぐに打ち溶け合って懐かしい話題で尽きることなく延々とおしゃべりをたのしむことができました。
  
  
この他にも特別にじゃがいもの冷製スープもサービスしていただきました。
私のパスタはアンチョビときのこのスパゲテイです。

店内には10ヶ条なる心得の張り紙があるんです。

「悩み事、仕事の事などは入店時に忘れましょう」
「ワインは語らぬこと(ワインは飲むものです)」
「ダイエットは明日から」
「子供は国の宝もの(どんどん連れてくるべし)」

Iさんはこの10ヶ条を見て、機知に富んだシェフの才能にいたく感心していました。

場所柄著名人も多く訪れていて、創業記念パーテイにはギターと歌でサービスしてくれるかつて有名だった親しいシンガーもいるとか。
シェフは料理の腕前だけでなく、エンターティーナー性もあるのでいい客をよぶことができてるようです。

今回、私は以前から興味のあったNYの国連大使の公邸勤務時代のことをシェフにインタビューしてみました。
当時彼は、国連ビルのなかにある大使公邸に住んでいて、たった2人のコックさんだけでいろいろな仕事をこなしていたそうです。
彼がいる間に公邸を訪れたのは国連事務総長http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%A0外務大臣、総理大臣をつとめられた大平正芳宮沢喜一、皇族、NHK記者などで、コックの仕事のほかにも宿泊客のお世話からいろいろなこともやっていたそうです。パーテイがあるときは、世界のVIP200人位をもてなさなければならなかったそうです。
大使はときどきシェフたちを、NYのイタリア料理店につれていってくれたそうです。
そこからだんだん、佐藤シェフはイタリア料理の世界に目覚めていったそうです。

普通人が覗くこともできない世界の大舞台を体験してきたシェフを級友にもてたことを誇りに思いました。
  
帰りには駅前にあるIさんの友人で同郷人の所有するビルを見てきました。