アドベンチャーレース

昨夜 NHKのワンダー×ワンダーという番組でアドベンチャーレースの模様をやっていた。
BSで以前放映されたものでしたが、前回は半分ぐらいしか見ていなかったのです。
今回はスタジオにレース出場者やゲストたちも招かれていて、このなかにウチの娘のアドベンチャーレース仲間たちも出てるというので最後までたのしんで見ていた。
http://www.adventure-race.net/Race/adventurelace/eastwind_tv20110820.html
このレースのチームリーダーで日本のアドベンチャーレ−スの第一人者の田中正人さんは、この日のゲストの間 寛平さんに誘われて
始めたのが最初だったそうです。

男性三人女性一人のチームを作って、南米パタゴニア大自然のなかを自転車、カヤック、徒歩などで1週間サバイバルゲームのように駆け抜けるレースでした。
まるでドラマになってました!
衣服を濡らしたくないと裸で冷たい川を渡った外国人女性や日本人女性ワッキーの肋骨骨折では空からヘリで医師がかけつけてきてくれたり、どのルートを選択するかでチーム内で意見の食い違いがおきけんかになったり、、どうなることかと思うことが次々に起こります。

こういう体験から人間はものすごく成長していくんだなって思いました。
けんかして憎しみあって互いに傷つけあって別れてしまうなんていうのは日常生活では多くあるけど、
そんなことをしてたらレースに出る目的が違ってくるわけで、まごまごしてたら追い抜かれてしまいます。
結局は互いに歩みよったり新たな発想の転換をしたりとどんどん進化していくようでした。
厳しい自然のなかで次々と起こるアクシデントに、短時間で決断しなくてはならない場面もあります。
いのちの危険にもさらされます。

昨日の新聞のビジネス版に、スターバックスアメリカの創業者にインタビューしたら「最も優れた指導者は、組織がどこへ向かうべきかについての圧倒的な自信と、組織に集う人々を先導する能力です」と語ったという話が載っていましたが、、田中正人さんを見てたらまさにこのことばの通りだなって思いました。
間 寛平さんが、田中さんをずいぶん成長したねーって驚いてました。

子ども時代から軟弱だったウチの娘も人との出会い、友人からの誘いと経てきてこのアドベンチャーレースに参加するようになりました。お陰で少しづつ鍛えられていき、この前は仙台に行き復興ボランテアに参加し泥の掻き出しなどをやってきたそうですが、こういうことができるようになったのもいい出会いのお陰と感謝しています。