山の達人


長野に住む夫の友人から夏便りが届きました。
南アルプスに登ったときの高山植物の写真がプリントされていました。
いまはホームページを作って登山の記録を載せていますが、まだホームページがないころは、よく「山登り通信」と題した便りが届きました。
国鉄職員時代に休暇を利用して日本全国の山に登り、日本百名山登頂を果たし、
その後も登り続け長野の百名山http://www.joy.hi-ho.ne.jp/h-nebashi/shinshu100.htmも果たしたそうです。
いつかは、山のガイドの勉強もしているとかで、植物の名前も覚えなくてはならないのですと便りをいただいたこともありました。
私たち家族も彼の案内で、長野の山を登ったことがあります。
登る途中いたるところに咲いてる花の名前を説明してくれたり、頂上でコーヒーをわかしていただいたりしたのが忘れられません。
そのときは、野葡萄摘みのお土産までありました。(野葡萄酒にしました!)

またあるときは、彼の住む安曇野を案内していただいたこともあります。
一般には知られていないような名所をずーっと車でいっていただき感動しました。
そのとき訪ねた場所を思い出しました。

大町の山岳博物館 http://www.city.omachi.nagano.jp/sanpaku/alpine2.htm
劇団四季演劇資料館http://www.shiki.gr.jp/group/other/siryoukan.html 
安曇野岩崎ちひろ美術館 http://www.chihiro.jp/azumino/
鐘の鳴る丘
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%90%98%E3%81%AE%E9%B3%B4%E3%82%8B%E4%B8%98
大町ダムhttp://mapbinder.com/Map/Japan/Nagano/Omachi/OmachiDam/OmachiDam.htm

長野オリンピックのスキーのジャンプ台

http://www.s-meitaku.co.jp/jump_tower.html


劇団「四季」の資料館がなぜこのような山のなかにあるのか不思議でした。
劇場が全国にちらばっていてここが中心地になるので便利なのだそうです。

我が家の娘は東京から友人たちと、彼に案内していただいて長野の山でスキーを楽しんだこともありました。
山の達人なんですねー!

彼の息子さんは、スケートのオリンピック候補選手でした。
ご自宅に伺ったとき、たくさんのトロフィーを見せてもらいました。
そのころ、息子さんがいい成績を出して載ったスポーツ新聞記事のコピーもよく送られてきていました。
大学時代は、先輩の清水宏保選手と寮で同室だったそうです。
国内外の遠征にもたくさん行ったそうですが、結局は出場は叶いませんでした。
息子さんに注ぎ込んだお金は相当になったということを聞いて、優秀なスポーツ選手の親の大変さを知りました。

いま、彼は難病を抱えてるそうですが、それにもめげずに山登りを続けているのだそうです。
お便りをいただくたびに元気をもらっています。