お客様は神様です

しばらく前の朝日新聞でみたのですが、三波春夫の「お客様は神様です」の言葉が一人歩きして曲解されていると娘さんの美夕紀さんが嘆いておられる話が載っていました。
「舞台はまさに真剣勝負。浪曲は多くの役柄を瞬時に演じ分けるため、雑念があると的確に表現できません。『まるで神前に立った時のように、澄み切った心でないと完璧な歌はうたえない』と話していました。」
「お客様イコール神様ではない。『お客様を神様のように見立て、雑念を払って歌う』という舞台人としての強いプロ意識を表わしたのがあの言葉だったのです。お客様へのごますりでも、へつらいの言葉でもなかったのです。」
この言葉が『クレーマー』をたくさん生むことになったとか言われてますから、しっかりこの言葉の真意を知ることが大切ですね〜。
『神様』が『恐怖のクレーマー』になってしまい、その対策に頭を悩まされてるかたもたくさんいるみたいですから。