国際交流基金賞 受賞 記念講演会

2012年度 国際交流基金賞受賞者の記念講演会が六本木の国際文化会館でありました。
米国在住の日系人アイリーン・ヒラノ・イノウエ氏です。
「人と人が末永くつながるということ〜日米関係の礎〜」

ご主人は上院議員として活躍しておられるそうです。

アイリーン氏は日系アメリカ人の歴史と体験を、アメリカ史の一部として伝えることを目的とした全米日系人博物館(カリフォルニア州ロサンゼルス市)の初代館長として20年間にわたり活躍されてきた方です。
米国に移民した一世は米国人として大戦に参加したり収容所に入れられたりして大変な苦労したので、子供たちを米国人として育て、祖国日本との繋がりをほとんど断ってきたそうです。
その後、日本のことをほとんど知らない二世三世になってから、日本訪問事業を実行し日本観光や日本人と交流してみたら、自分の体に流れてる日本人の血を感じとても感動したそうです。
3.11の東日本大震災時には、米国によびかけてたくさんの支援をしてきたそうです。
津波で両親を失った東北の学生を米国人家庭にホームステイさせたら、米国に新しい家族ができたような気持ちだと言われたそうです。

日米の関係をよくするためにも今後もよりいっそう活動を続けていくのが大切だと話されました。

その後の交流会にも参加できました。理事長の明石康氏も出席されてました。