椎名誠さん

銀座ブロッサム(中央会館)で「人生を愉しむカラダ学 」に参加してきました。

基調講演は椎名誠さんで、世界中旅して体験してきたことをおもしろおかしく話してくれました。
世界地図は、すべての国が上が北とは限らないそうで、上が南になってる国もあるのだそうです。
9.11の直後ミャンマーに行ったら、米国のその事故は国民が誰も知らなかったのです。報道規制があったり、海外に電話もできない国情だったのです。
道行く人々は、椎名さんに笑顔で会釈したり、手をあわせて拝むような態度で通りすぎていくのだそうです。
仏教が根付いているようで、あまりがりがりせず、ゆったりおったりと暮らしているように見えました。
こういう人々を見て、かならずしもなんでも知ってることがいいことなのか?と考えさせられたのです。
笑顔と行ったら、アラスカの人々はアザラシの生肉を新鮮なうちに食べるそうですが、椎名さんに分けてくれながら笑顔でその肉をほおばってる少女たちの笑顔もまた
思い出深かったのです。
ドイツのビール祭りのオクトーバーフェストでは、大戦のときの同盟国ということで、いまだに日本人を大歓迎してくれるのだそうで、とびっきりの笑顔で迎えてくれ
とてもいい気分だったそうです。(そのときのトイレ事情がまたおもしろかった!)
世界中で車のクラクションの騒音を体験したけど、その国の事情によって理由がさまざまなことがわかったそうです。

いま、外国といろいろな問題に悩まされているが、日本にいて見てるのと外国から見てみるのとは、全然ちがってるので、簡単に解決できるものではないというような話も、、、、。

そのあと、パネルデスカッションで、順天堂大の武井先生、東大教授の石井直方先生、野口体操の会を主催してる立教大の羽島先生の健康についてのお話。
何歳になってからでも運動することで、健康なからだをつくることができるというお話で、簡単な体力チェックも会場のみなさんでやりました。