ネット被害

スーパープレゼンテーションの録画を見てたら、モニカ・ルインスキーさんがこの春TEDに登場して語ったことがわかりました。
このことが米国で大きなニュースになったそうです。
モニカ・ルインスキーさん?もう忘れかけた名前でしたが、クリントン大統領の不倫相手として騒がれた女性でした。

23歳だった彼女は41歳になっていました。
モニカさんはあの事件の後英国の大学院に行き勉強してたそうですが、20年近くたったこの日、ネットの恐ろしさについて語ったのです。
当時彼女は23歳で大統領に間違った恋をしたのです。
会場の人たちに向かって「あなたは23歳のとき、何の過ちも犯したことがありませんか?」と問うたのです。
ちょうどこのころにインターネットが急速に普及しだしたころだったので、世界中の晒し者になってまるでネット死刑にされそうな状況で、実際いのちを失いそうな状況になりました。

このころ米国の大学生がネットのいじめに遭い自殺したことは大きなニュースになりました。
英国では子供のネットいじめの相談が80パーセント以上も増えたそうです。

いかにネットは恐ろしいか。一度間違いを犯すと世界中に広がり一生消えない。

一生懸命人のあら探ししてプラバシーを侵害し、それをネットビジネスにして金儲けしてる人たちがいる。


このような苦しみを乗り越えられたのは、家族や社会のいろいろな人々の思いやりや共感があったからです。

今なぜ私がここに登場してきたかというと同じように苦しんでる人たちを救いたいからです、どうか思いやりをもってくださいと熱く語りました。

モニカさんは世界的なネット被害者第一号になったとのこと。

だれでも間違いをおかします。
モニカさんの話に共感しました。
よく勇気を出して登場したと思います。


この日、主婦や女性たちがSNSに依存症になったり恐怖をもってるという悩みを解決する番組を見ました。
ママ友たちからきたメールにすぐ返信しないと仲間はずれになるという心配でいつも忙しいとか、
友人のフェイスブックなどで、友人が外国旅行に行ったとかいいところに行ったというのを見ると
嫉妬して、自分も行きたいといって夫婦げんかになったり、自分が行けないとそわそわしてしまうとか。誘いのメールに断る理由が大変だとか。

ネットの進歩は社会を変えました。良くも悪くも。
身を滅ぼさないためにも使い方には細心の注意をもたないといけないと肝に銘じました。