平和活動

 明治村でお会いしたお琴の先生から思いがけなくもご連絡をいただきとても驚きました。

時々輪斉子 (じじわ せいこ)さん(70)とおっしゃる方でしたが、お琴の先生だけでなく、自宅や児童館などですいとんを作って子どもたちにふるまってあげる活動を30年も続けておられるのでした。
時々輪さんは、戦争で父を亡くされたことで平和についてとても強い思いをもっておられるのです。
すいとんをごちそうしながら、戦争と平和についても語って聞かせ、お琴も体験させてあげているそうです。
最近になって、同じ思いをもつ地元の方たちと「世界すいとんデー」を立ち上げたいと活動もしておられるそうです。
最初はお一人でやっておられたそうですがだんだんお手伝いしてくださる方たちがでてきたそうです。
お琴の先生と聞いてさぞ優雅な生活をしておられる方だとばかり思っていたので、ただただ敬服するばかりです。


時々輪さんの活動が紹介されていました。
http://www.boramimi.com/bn/feature/2005/Aug/


また、鹿児島の知覧特攻隊の記念館を一人で立ち上げて初代館長を務めた方が名古屋の方で、時々輪さんも親しくてしておられ一緒に平和活動してるのだそうです。
その方は板津忠正さんという方で知覧から特攻隊員として飛び立ったのですが、不時着し生還されたそうです。
当事、生還された方たちは肩身の狭い思いで暮らしておられたそうです。
板津さんは名古屋の市役所を50歳で退職され、全国を行脚して遺書を集め、鹿児島に移り住み記念館を立ち上げたという方だそうです。

素晴らしいお話の数々を伺って感無量の思いでいっぱいになりました。

知覧特攻平和会館
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A5%E8%A6%A7%E7%89%B9%E6%94%BB%E5%B9%B3%E5%92%8C%E4%BC%9A%E9%A4%A8

板津忠正さん
http://www.itatsutadamasa.jp/profile/profile.html