親睦会

 
Tちゃんの学校から母親たちの親睦会の案内がありました。
保護者ではないのだからと欠席するつもりでいたのですが、周囲からも勧められ迷ったあげく出席することにしました。
海外駐在経験の豊富な親たちが多い学校だということだし、若い母親たちと話を合わせることができるのだろうかといささか緊張しながら向かいました。
会場は59階にあるフランスレストランです。
スカイツリーもよく見えます。
入り口に置いてあるトランプを一枚引いて席を決めるそうです。
クラス役員さんが私を席に案内してくれました。
歩いて席に向かいながら私が「どちらの国に駐在なさってたんですか?」と伺ってみたら、「うちは外務省ですから、、、● ● ●など、、、」と数カ国の名を挙げられました。
席に着いたと思ったらすぐに役員さんの挨拶があり、転入されてきたばかりの方たちと私も特別ゲストとして前にでて紹介していただきました。
そのあとは、ワインで乾杯して自由に歓談をたのしむだけでいいのだそうです。
私の席の方は、イタリアに数年駐在されてきたという方でした。
同席の母親たちと、イタリアの生活について質問したら、おもしろおかしく体験談を聞かせてくれたのでとてもいい時間をもつことができました。
ある日の夜間に小学生のお子さんが腹痛で苦しむのでホームドクターを通して小児科に行ったそうです。
医師は、腹痛の子どもにその場で飛び跳ねるように指示したそうです。
一生懸命ジャンプしてたら、ポッケに入ってる小物がみな飛び出て床にポンポン落下してくるんだそうです。
それでも先生は、もっともっとっと言われるので、また一生懸命飛び跳ねたそうです。
そうしてるうちにおなかの痛みがとれて元気になったのだそうです。
先生のおっしゃることによると、ジャンプすることで、つまってるものがとれて良くなったのだそうです。
そしてお薬は必要ないというので待合室で、よばれるまで待っていたそうです。あとから来た人が会計して帰っていくのに、自分たちはいくら待っても呼ばれないので聞いてみたら、料金はいりませんといわれたそうです。
お国柄で病気の治療方法も違うものですね〜。

またあるときは、学校から「お宅のお子さんがバイオレンスで腹痛になっているから迎えにきてください」というような電話があったので、バイオレンス=いじめ ととってとても心配して迎えに行ったら元気そうに歩いてくるので「ええーどうしたの?」って聞いたらバイオレンスでなく、ウイルスのことだったそうです(笑)。
日本語でいうウイルスの言葉は英語で発音すると バイルス(Virus)だったのですが、バイオレンス(violence)と聞こえたのだったそうです。
異国での生活はほんとに大変なことがいっぱいあるんですね〜

また近所のおじさんたちでも男性たちはみないつでも女性には「お早う  美女さん」というように日常的に女性をほめたたえる挨拶をするのだそうです。
こんな挨拶されては、女性たちはみな美に対して敏感にならざるを得ないですよね!

私もホームステイの体験談を披露したのですが、みなさんけっこう関心もってくれて喜んでいただけました。