文化交流のシンポジウム

六本木の東洋英和女学院「楓祭」

今日は六本木の東洋英和女学院の「楓祭」におじゃましてきました。
来年春のNHK朝ドラのモデルの村岡花子さんの出身校だったのですね。



昨日は大手町の日経新聞社で国際交流基金主催のシンポジウム「調和するアジア〜文化交流の新時代」があったので参加してきました。
パネリストの中のお一人が野村萬斎さんだったので、、ちょっと野村さんのお話をじかに聞いてみたいなと思ったのです。
今回はいつものイベントよりチェックが厳しいなと思っていたところ、渡された資料を見たら、「冒頭オープニングに、安倍晋三内閣総理大臣がご来賓としてご出席されることとなりました」と書いてあったので、「えー」とびっくり!!
10分ぐらいのスピーチですぐに御退席されましたが。

外国人ゲストの方たちは、総理がおいでになったということで大変感動しておられた様子でした。

家に帰って、安倍総理のことを話したら、家族が、今日は安倍さんが重大発表して大騒ぎになってるよっていうので、またびっくり!!
今朝の新聞の首相動静の欄に、シンポジウムに出席したことが載ってました。

シンポジウムでは、萬作さん他は、映画評論家の佐藤忠男さん、外務省の担当官、インドネシア、タイ、シンガポールからの女優、文化担当官、芸術監督がゲストで、インドネシア語、英語の同時通訳でした。

アジアの国々は協力して良い文化を作っていこうという話しでした。

こういうことがひいては、オリンピックの招致の成功にもつながってることがわかりました。

韓国映画は陽気なイメージで、政府が支援してるのでいい映画がつくれるそうです。
そして、観光地や美味しい食物もよくでてくるので、映画みたら行きたくなるんですよ、でも日本映画は暗いメージで、有名な観光地もでてこないから、日本のことがわからないという意見が。
「虫の鳴き声に癒やされる、風流だ」という考えはアジアの他の国でも共通だけど、西洋人には雑音にしか聞こえない、という話しも。
映画評論家の佐藤忠男さんは映画専門学校つくってたのですが、映画大学にしたのです。
それは、専門学校では政府の補助金がないので、留学生たちを支援できないからだっていってました。
教え子の中国人留学生が作った映画「東京にきたばかり」http://eiga.com/news/20130824/1/が来月公開されるそうです。

いろいろ貴重な話しが聞けて行ってよかったです。