シカゴライフ

シカゴでは観光よりも米国の日常生活を体験したいと思ってました。
近所の小学校の通学風景をみるために早朝から散歩しました。
黄色いスクールバスから降りてくる子たち、親の車で送り届けられる子、親と徒歩で来る子たち、、黄色い旗ならぬ「STOP」の道路標識のようなものを持って車を止めさせ、横断する子たちを見守ってる緑?のおばさん、、、

散歩してるとハロウイーンのかぼちゃや人形がかざってる家がたくさんあって楽しいんです。

どの家も敷地が広くフェンスもない家も多く芝生いっぱいなので自由にのびのびできます。ブランコやすべり台などの遊具があるので公園かなと思ったら個人の家でした。
最初はびっくりしたのですが、散歩してるとあちこちにそのような遊具のある家があります。なかには小型トランポリンもある家も。
そのうちには、遊具のある家はこどものいる家だなってわかってきました。

隣家にはこどもが3人もいるそうで、プールもありました。

スーパーマーケットでは、野菜や果物がたくさん無造作に?山積みされててとっても安いんです。

でも傷のあるものなどもたくさんあるので、自分でしっかりといいものを選ばなくてはいけないのです。
野菜や果物の出荷方法や包装が日本のやりかたとはあきらかに違うことがわかりました。
日本ではきれいに揃えてパックするので、手間がそうとうかかってるから高くなるんですね〜
卵は10個入りではなく一ダースなんですね〜。
郊外にある大型ショッピングモールに行ったら、100円ショップのような店もありました。ここの店員と少し話したら、自分の家には日本人学生がホームステイしたことがあるとか、次々といろんなことを話してくれます。
私がカタコトで話したのに英語ができると思ったようです。
こんなに長話してて大丈夫なのかなって心配してたら、この店のオーナーだっていうのです!
大型スーパーのコストコにも行ったら、大きなカートにチャイルドシートごと赤ちゃんを乗せてるのでかわいいと思って写真をとらせてもらったり、シカゴ市内では道やトイレを聞いたことで、ちょっとした会話に発展したりしてたのしかったです。
以前きたときにも登ったシアーズタワーが「Willis タワーhttp://www.willistower.com/」と名前を改称してたのですが、ここでは珍しい方と話しました。
横浜や佐世保、沖縄に行ったことがあるという方でした。
米軍で医療関係の仕事をしてたそうです。
今は引退してシカゴに住んでるそうですが、日本人がなつかしかったようで笑顔でずっと思い出話しなどをしてひとときのふれあいをもてました。
シカゴには一度は車でつれていってもらい、ネービーピア、ミレニアムパークなど
思い出の場所を回りました。

そして電車にも乗ってみたいと相談したら、近くに住んでる従兄弟が電車でシカゴに通勤してるので、一緒につれていってもらえるように取りはからってくれました。
駅の雰囲気もずいぶん日本と違います。
改札口がありません。
電車のなかで切符を切りに来てくれました。
電車のなかでは「会話禁止車両」に乗ってしまいました。(見渡したら寝てるかたが多かったです)

ずっと会話しないのもきついので私たちは他の車両に移りました。
帰りは2階席に座りました。2階は景色がいいです。
大きなブラックの車掌さんが2階まで手をのばして切符をきってくれるのです。

あとで知ったのですが、同行していただいた20代の従兄弟さん、だれでも知ってる米国を代表する大企業に勤務してるのでした。
彼は父から譲り受けたというトヨタのレクサスに乗ってましたが、トレーナーに半ズボンという格好だったのでずいぶんラフな会社に勤務してるんだなーって思ってたのです。
日本にもあるこの会社の社員は、きっとスーツ姿じゃないかな〜
彼とは夕方4時40分に駅前で待ち合わせして帰ってきたのですが、ずいぶん早い
退社ですね〜
日本のこの会社の社員はきっと夜遅いと思います。

友人は、米国では同僚とのつきあいもなく、帰りも早く、ラフな格好でいいからラクですよ、日本にいたころは肩こってたのにこっちにきてからは肩がこらなくなりました、って言われました。

友人宅の近所には、ゴルフ場もあるので散歩して見学してきました。
駐車場には高校の小型バスが止まってのですが、聞いたら高校生たちのゴルフトーナメントが行われてるとのこと。
一般客は平日のせいか女性たちのほうが多かったです。

ショッピングモールに行く途中には小さな飛行場もあるので、よく自家用飛行機のようなものを見かけてました。

ショッピングモールでは寿司レストランにも入りました。
板前さんは中国人で、魚の鮮度はだいぶ日本のものとは違いました。
日本酒も置いてあったので、日本の雰囲気も少し感じられましたが、
味噌汁のおわんにレンゲが入ってついてくるのがちょっとちがうかな〜

夫はほとんど車も人も通らない近所の広い道路で自転車に乗ったり、芝刈り機の運転をしたり、、ホテルに泊まって観光する旅では味わえない体験をさせてもらってシカゴライフを満喫してきました。