高橋まゆみ人形展

長野飯山在住の人形作家の高橋まゆみさんの話を教えてあげようと友人にメールするので調べていたら、
有楽町の相田みつお美術館で今日まで高橋さんの人形展が開かれていることがわかりました。
大変だと思ってすぐにでかけて行きました。


相田さんの展覧会を見たあと高橋さんの人形展会場に行ったら、受付で今日は3時半から高橋さんのトークがありますよ
とのこと、グッドタイミングでした。

トークの時間になって高橋さんが登場し、そしてNHKの深夜便で高橋さんのインタビューを担当した
川村陽子アナウンサー、相田みつおさんのご長男で美術館の館長さんまでも次々とお話されました。
ラジオ深夜便を聞いた人は?って聴衆に声かけたので、真っ先に手をあげました。
先月、長野の法事に行ったときホテルで早朝に目が覚めてラジオをつけたらちょうど高橋さんのインタビューだったのです。
話にすっかり魅了され、飯山の人形美術館に行って人形を見てみたいなと思っていたのです。

雪の中、認知症でさまよってるところをやっと見つけたおじいちゃんがおばあちゃんをうしろから肩をだきしめて
いる老夫婦人形、お嫁さんとけんかして風呂敷包みをしょって家出するおばあちゃん人形、、、悲しみ、憎しみのある日常生活のひとこまが高橋さんの手によって表現されるとあったかく慈しみを感じるのでした。

高橋さんは独学で人形作りを学び、飯山に嫁いでから農村のおじいちゃんおばあちゃんの日常生活にひかれて
人形を作ってきたのですが、いつしか多くの人々に愛され飯山に美術館ができ全国からお客があとを絶たないそうです。



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