「0.5ミリ」


今日の映画「0.5ミリ」は予告編を見て、わけあり孤独老人の元に介護ヘルパーが押しかけ同居するという話だというのは知ってたけれど、それ以外のことは知らないで出かけました。
パンフレット見たら、監督は安藤桃子、主演女優は安藤サクラだったので、偶然にも同姓なのかな、それとも姉妹かな〜なんて、家族に冗談を言っていきました。
196分という長丁場にもかかわらずちっとも飽きさせずにたのしませてくれました。

終了後掲示板にある映画の解説を読んでびっくり!
やはり姉妹でした!ちっとも知りませんでした。
2つの映画が上映されたのですが、両方共主演女優は同じ安藤サクラで「安藤サクラ祭」と銘打ってたのですが、たっぷり安藤サクラを堪能してきました。

姉妹の父は奥田瑛二、母は安藤和津
安藤和津の祖父は犬養毅首相。
この映画のこと調べてたらなんと先週土曜日に父奥田瑛二が舞台挨拶にきてたということがわかり、残念!でした。
老人問題の映画だと思ってたら、戦争と平和へのメッセージがこめてあったのが心憎い演出だと思いました。
「父奥田瑛二がエグゼクティブプロデューサー、母・安藤がフードスタイリストを務め、さらにはサクラの義父母である柄本明角替和枝も出演と家族一丸となっての映画作り。」とのこと。
日本映画界にこの姉妹のコンビ、とてもすばらしいです。
安藤一家、一族のこともエピソードがわかっていろいろと勉強になりました。
監督の桃子さんは、学習院小中から英国の高校大学で優秀な成績、その後NYの大学で学んだそうです。
「0.5ミリ」の映画は高知が舞台なのですが、桃子さんはすっかり気に入って撮影終了後、結婚して高知に移り住んでるそうです。
ご主人は一般人だそうですが、知り合ったのは和歌山の山だそうで、職業はと聞かれて
「職業を聞かれると、説明に困るんです。山で鹿を狩ったり、その皮をなめしたり、自分で家も建てられる。これまでの人生で出会ったことがないタイプ。すべてを任せられる仙人みたいな人。とても心強く、この人が一緒なら、何があっても生き残れるなと思いました」。




















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