「トリノ.エジプト展」

赤坂ツインタワーでランチタイムコンサートを聞いた。バイオリンの「ストリングスから生まれるブリリアントメロディー」
ランチはバリのリゾートスタイルのレストラン「カスケード」でバイキング。http://www.pasela-ginza.com/cascade/index.html

そのあと、上野に行き東京都美術館で「トリノ.エジプト展」を見る。

イタリア北西部の都市、トリノにあるエジプト博物館の収蔵品。
トリノを治めていたサボイア家の収集品で、ナポレオンがエジプト遠征のときに従軍したのちのフランス総領事が
もちかえったもの。「メンフィスとテーベへの道はトリノを通過している」
ヒエログリフの解読に成功しエジプト学への扉を開けた。ジャンフランソワシャンポリオンのことば。
古代エジプトではライオンが信仰対象。
古代エジプトには八百万の神々が存在し共存していた。自然に囲まれ自然を頼ってきたエジプト人はさまざまな自然現象や動物のもつ不思議な習性や能力を神の力と考え信仰の対象にしてきた。
神と神が合体してさらに強大な力をもつ神になるもある。
古代エジプト人は自分たちが恐れるものを神と崇拝した。
死者の書(葬祭文書)ー死者が来世で復活するための約200の呪文が記されてる。
冥界にいくための案内の役を果たす。パピルスの巻物。中心は死後の裁判。
古代エジプト人にとって現世は一時的なもので仮の世界だった。
古代エジプト人にとって、エジプトは全世界であり、宇宙であり、外にあるものは混沌としたカオスであった。
そのためエジプトの永続を確実なものとするため、王は宇宙の秩序を乱す異民族を全滅させる必要があった。