長野で会った人々

式の前日から軽井沢に泊まってたのでゆとりのある旅ができました。
夫の父の親しい人が当時中軽井沢に別荘をもってたので、一家は毎年夏の一週間くらいそこで過ごさせてもらっていたそうです。。それでとても懐かしがって、別荘の場所を探しに行ったり、中軽井沢駅を見に行ったりして、変貌ぶりに驚いてきました。
中軽井沢駅では「歩いて日本一周」と書いたものをリュックに貼っている人がいたので
話しかけました。

彼は2年間も日本中を歩き続けてるそうです。時々ああちこちでバイトさせてもらって長く滞在したり、面白い人たちに出会うのでたのしくて旅がやめられないそうです。
彼と共通のことが2つありました。京都のゲストハウスのことや、今は九州にいる建築家さんのことなど。
話してみたら共通の話題があったのでたのしくなり、もしいつかウチの近くにきたら声かけてくださいといって別れました。

翌日は上田の駅前に泊まったので、市内の散歩でジャズのライブやってるレストランを見つけたので入ってたのしんできました。

お店のスタッフの女性は1年前に夫婦で有機農業などやるために東京から上田に移住してきたという方で、住まいが我が家とだいぶ近かったことがわかって感激してくれました。お客さんでいた常連さんの方たちや演奏者さんたちも旅人の私を珍しがってくれ、とてもフレンドリーに話しかけてきて、観光情報や歴史などを教えてくれました。
旅雑誌のライターさんは、旅に行ったら地元の人が行く店に行って地元の人たちと交流すると旅が何倍も楽しくなると言ってましたがまさにそれでした!
翌日は、ジャズの店のお客さんからおしえてもらった北国街道へ立ち寄ってきました。

川越のような古い蔵の中がお店になってました。
人気のパン屋さん「ルヴァン」に入ってパン職人さんのような方と話して地元の方ですかと聞いたら、各地から来た人たちが集まってここで一緒にパンを作ってるというのです。パン作りは奥が深いんですよとのこと。ここにもすてきな人たちがいました!
そのあと善光寺の御開帳へ。最終日で日曜日ということもあるのか大変な人出で、回向柱の前では大行列です。
昨年秋、松代を訪ねたときこの回向柱が保管されてるのを見せていただいてたので感激しました!http://d.hatena.ne.jp/helloelf/20141127

 
善光寺門前のストリートやお店がみなきれいになってみちがえるようでした。
門前にあるかんてんぱぱのお店をみつけて、店先でそうじをしてた店員さんと話しながら店に入ってみました。
このまえ友人とかんてんぱぱの会社、伊那食品工業のことを話したのを思い出したのです。
友人は都内にあるかんてんぱぱの会社でとてもいい体験したそうで、わたしも以前新聞で伊那食品工業の会社のいい情報を読んでたので興味津津で店内の商品を見てみることに。
なにげない会話をしたことだったのに、店員さんが聞き逃さずさりげなく気遣いをしてくれたことに気づき、あとになってじわじわと心にしみてきました。
そのあと近くにあるかんてんぱぱカフェ にも立ち寄り、またまた感激することがありました。
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かんてんぱぱの伊那食品工業本社の広大なガーデンの話も聞きました。
社員が自主的にガーデンの手入れをしてるのでいつもきれいになってるそうです。
経営者は社員を大切にし、そして地域貢献にも積極的に関わってるそうです。
ほんとにいい会社なんですね。カフェには伊那食品工業 塚越会長の撮った伊那の風景の写真が飾ってありました。
すばらしい伊那の土地を多くの人に知ってもらいたいと毎年塚越会長が自から写真を撮ってカレンダーにしてるそうです。
写真を見てるとわくわくしてきて、いつか伊那の本社とガーデンを訪ねてみたくなりました。
かんてんぱぱカフェは、亡き叔父の勤めていた企業のビルの中に入ってる店だということ
がスタッフさんとの会話のなかでわかってますます親近感がわいてきました。

また、亡き叔父がいきつけの鮨屋もみつけて訪ねてきました。

鮨屋のご主人さんはびっくりしてましたが、いろいろとなつかしがって思い出話を聞かせてくれました。叔父がドイツの娘さん一家をつれてきてたことや、親しかった版画家の柳沢京子さんのことなど話しました。
長野の有名な版画家柳沢京子さんとは、叔父の葬儀で初めて会ったのですが、かんてんぱぱカフェや他のお店でも柳澤さんの作品が飾ってあったのであちこちでいろいろな話ができました。
2泊3日の旅だったのに1周間も旅してきた気分です。





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