セネガルのダカール大学学長 講演会

右端に見えるのがJR御茶ノ水
 
国際交流基金の招待で西アフリカ、セネガルダカール大学学長 アブドゥ.サラム.サル氏の講演会が御茶ノ水明治大学で行われた。演題は「ダカール大学、文化的遺産から市民社会へ」
    

学長は科学者なので文化について述べるのは苦手だとのことだった。
「19世紀にアフリカの国々は植民地政策でヨーロッパの国において会議が行われ、国境が決定された。
アフリカに住んでいる民族が決めたことでなく、ヨーロッパ人によって勝手に国を分けられたということだった。
アフリカの人々は民族によって分けるとか、アフリカ合衆国、アフリカ連合のようになることを願っている。
世界でカカオが一番とれるのはアフリカだが原料のままでは40億ドル、チョコレートに加工して
輸出すれば、750億ドルになる。原材料と加工品では利益に差がある。アフリカが砂漠化してきてるので、アフリカ連合では緑の壁構想ということが話し合われている。緑の壁というのは植物を植えることで、どのような植物を植えたら有効かなどと研究されている。」
というような話をされた。


西アフリカ諸国の大使たちや、参事官も招待されていた。

帰りにアテネフランセのカフェに寄ってきた。B1にパリに本店があるという「リナス サンドイッチ カフェ」。
http://www.linas.co.jp/about/index.html
カフェでは年配の方々が数人、それぞれの席で熱心に語学の勉強をしていた。