東京農大収穫祭

経堂駅前商店街とタイアップしてやってやってる農大祭のようで、駅を降りるとすぐに活気がありにぎわっていました。
農大の学生さんたちも出店していました。

歩いて15分。校門前からずっと模擬店、新鮮な農産物の販売店が続いていますが、どこもたくさんの行列で待つのも大変そうです。

「農大」というと新鮮で安全な食品、というイメージがあり一般人にも人気なんだと思います。

    
海外で農業をやりたいという学生さんたちの展示です。
沖縄の宮古島にも施設があるので1年間宮古島に滞在して農業実習をやってくる授業もあったり、夏休みに米国やカナダ、ブラジルなどで農業実習にいってくる学生さんたちがいたりするそうです。

宮古島で収穫した「ヤムイモ」(アフリカなどで栽培されてるそうです)

歴史は古く、ブラジルで農業をやっているOBは80歳代の方がいたり、JICAの青年海外協力隊に参加してアフリカやアジアの国々などに農業指導に行ってきた先輩たちも多数いたりして先輩方の体験談を聞く機会も多くあるようです。
パステル」ブラジルのお菓子で、ブラジルで農業をやっているOBたちから指導されたものだそうです。

アフリカ全土上に、気候や収穫されてる農作物などがわかりやすく模型でつくってありました。

世界の国々の灌漑の研究

学生さんたちに丁寧に説明を聞きいろいろ勉強になりました。
どの学生さんもとっても大人びていて、紳士的な態度でもう立派な社会人という雰囲気だったのです。
彼らと話してみてそのわけがわかった感じがしました。
いい企業に就職し高収入を得てレベルの高い生活をと望んでいる人々が多いなかで、彼らは高収入や、出世とは結びつかない途上国の支援をしてあげることを自分の喜びとしているのでした。
大学の1年生のときからもうこのような青写真を描いて
未来に向かって歩んでいるのですから、親のすねかじりで生きてる学生さんたちとは大いに差ができて当然ですね〜。
アフリカやJICAと聞いたら我が家の友人の山崎美緒ちゃん夫妻のことを話さないわけにはいきません。
美緒ちゃんとの出会いや、夫君の山田耕平さんのJICAでのアフリカでの活躍を大いに自慢してしまいました。
でももしかしたら、将来的に彼らもどこかで美緒ちゃんたちと出会う可能性があります。
今日の私の一言がそういう出会いにつながっていったら
とても嬉しいです。
また彼らが将来、海外で立派に活躍してることをなにかの機会に知ることができたら、、、と思うと愉しみも拡がります!
農大と聞いて、国内の農業に従事する勉強をしているものだとばかり思っていたのに、実際に中に入って話を聞いて見ると、とてもスケールの大きいことを学んでいるんだなということがわかって、新たな発見をすることができます。
これだから学園祭巡りはおもしろいなって思います。