靴磨き職人

先日、新聞に千代田図書館で靴磨き職人さんのセミナーがあるという記事を読んで、
とても興味をもち調べてみた。話題になってた方なんですね!
http://www.youtube.com/watch?v=oZhenkTbMjs
長谷川裕也氏。
千葉県木更津市生まれ、高校卒業後、新日鉄君津工場での三交代勤務、
英会話教材のフルコミッションセールスを経て、
20歳になったばかりの春、無一文状態になり
日銭稼ぎの為に東京駅丸の内口の路上にて靴磨きをスタート。
「僕は20歳の時に手元にお金がなくなり、「元手がなくてもできる商売は何か」と考え、
思いついたのが"靴磨き"という仕事でした。
田舎出身の僕は、靴磨き屋さんで靴を磨いた経験があるわけでもないし、靴磨き職人を見たこともありませんでした。
ただ、「年配の方が駅の片隅で靴磨きの営業をしている」というイメージだけはありました。
そこで、あえてオシャレな格好した若者が靴磨きをしたら面白いのではないか??と思い、東京駅での営業を開始しました。
それから5年、今は青山の骨董通りで靴磨き専門のお店を営んでおります。」
http://blog.goo.ne.jp/hikoukigumo-co/e/3bcb63ffe65ff60f61448d46bf682696
彼はスタイルだけでなく、客との会話もいいのが人気なんだそうです。
人生思い通りにいかないと、学歴がないからとか、お金がないからとか、とかく人のせいにしがちですが、彼は今のままの自分でできることを考え、又それまでの先入観を捨て、他人とちがうアイデアで勝負してるところがいいんですね。とても爽やかな気分になりました。

靴磨き職人の話題がもう一つありました。
ホテルオークラの靴磨き屋さんです。アラブの富豪から自宅にきてほしいと頼まれたのに、常連さんが困るからと断ったというエピソードもあるそうです。
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:5oxW8vulNowJ:horiemagazine.jugem.jp/%3Feid%3D69+%E9%9D%B4%E7%A3%A8%E3%81%8D%E8%81%B7%E4%BA%BA&cd=3&hl=ja&ct=clnk&lr=lang_ja&inlang=ja
山形新幹線の車内販売員といい、彼らといいどんな仕事でも人を感動させることができ、一流になれるんだとおしえてもらいました。「一隅を照らす」ということばそのものです。