熊谷 名刹と「和紙の里」

昨日はあいにくの雨で寒い日だったのですが熊谷の名刹と「和紙の里」を訪ねるバスの旅に参加してきました。
お坊様お二人が引率して下さったので、仏教のお話をまじえながらの旅でした。
出発早々講話が始まりました。日本語の中には仏教用語がたくさん使われているそうですが、仏教用語では「ダーナー=お布施をする人」という意味で臓器移植に使うドナーはそこからきたことばだそうです。旦那さんということばも同じ語源だそうです。

2時間で熊谷の「能護寺」に着きました。http://www.city.kumagaya.lg.jp/kanko/midokoro/nogoji.html
寒桜が咲いています。
ここは春はあじさいで有名なお寺でその時期には駅から臨時バスまででてるそうです。
引率のお坊様と同じ宗派のお寺でご友人でもあったので、終始たのしく歓談してくださいました。

天井絵

高野槇(こうやまき)」が活けてありました。このお寺は高野山真言宗のお寺ですから、高野山からもってこられた高野槇かもしれません。
秋篠宮さまのご長男悠仁さまのお印でもあります。
大きくまっすぐに育ってほしいという思いが込められ「高野槇」が選ばれたそうです。
高野槇
http://koya-maki.com/free_9_13.html

名物のお饅頭とお茶をいただいてきました。
御朱印もいただいてきました。

次は同じく市内の歓喜院http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%93%E5%96%9C%E9%99%A2_(%E7%86%8A%E8%B0%B7%E5%B8%82)を巡ります。

高野山真言宗のお寺で重要文化財(国指定)に指定されているそうです。
縁結び寺だそうです。
七五三の時期なのでかわいい着物姿の子ども連れや一般客など参詣客がけっこういます。地元の方たちがボランテアさんとして常駐していて案内してくれました。
「埼玉の小日光」といわれてるお寺です。古くなって傷んでいたのですが、
国からの多額の補助金や一般からの浄財などでようやく修復したばかりのお寺だったので、ほんとうに日光東照宮のように彫刻の彩色がきらびやかでした。

みごとな菊の展示がありましたが、この作品は地元の方の作品で大阪で開催された世界大会で優秀な作品に選ばれ、ギネスに登録されたそうです。1本の枝に何千個とか花がついたかどうかで決まるそうです。昨年のニュースがありました。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111104-OYT1T00634.htm

境内の中にある料亭で「縁結びメニュー」でした。

名物の稲荷

この歓喜院は、11月22日(火)NHKの「 昼ぶら」で中継で放映されるそうです。

昼食のあとは、東秩父村 和紙の里へ。
http://homepage2.nifty.com/washi-net/go/chichibu/chichibu_1.html
和紙のはがき10枚を作る体験をしました。もみじやいろいろな植物を用意してくださってあったので、できあがったハガキの上に自由に載せてデザインしてできあがりです。
 乾燥させてから後日自宅に郵送してくださるそうです。