仏教と企業人

先日はお寺で講演を聞いてきました。
今回の講師は、銀座で「僧職男子に癒されナイト」http://ginzamodernart.com/?tag=%E5%83%A7%E8%81%B7%E7%94%B7%E5%AD%90に関わっておられる若いお坊さんでした。
この「癒されナイト」にはほとんどが銀座界隈でつとめているビジネスマンやOL,20〜70代までと幅広い方たちが参加してるそうです。

講演後の雑談のなかで、私もいくつかの話しを披紹介させていただきました。
先月NHKTVで見た僧侶の話ですが、、、アメリカの支社長を定年退職した柴田文啓さんがその後永平寺で修行したあと、長野の無住の寺の住職になっておられ、今は企業を回って「定年後の第二の人生は僧侶となり世のため、人のために活動しませんかと呼びかけておられるというです。http://www.chugainippoh.co.jp/interviews/wagamichi/20121115.html
長野のその寺は、山の中の寺で檀家さんがほとんどいなくなったので、お坊さんのなりてがなかったのだそうです。
そこへ柴田さんが住職となってからは、東京の企業などから新人社員研修を受け入れたり、近隣の住民の悩み相談にのってあげたり、講演を頼まれたりするようになってるそうです。
経済的な心配がなく、人生経験豊富な企業のトップ経験者こそ、僧侶にふさわしいという話しでした。
またステーブジョブズが禅に通ってた米国の僧侶の講演会の話しや、だいぶまえ都心の寺に留学生たちをつれて座禅に行った時、タイから来てた留学生のお坊さんが、
この寺にはある有名な会社の社長さんも座禅に来てますよっていわれたときのの話しなどしました。
いつのまにか仏教と企業人の話しになってしまいした。
これらのエピソードは参加してたお坊さんたちも初耳という感じだったので、ちょっとはいい情報を提供させていただけたかも。