世界一周中

久々に、自転車で世界一周中の小口君から、26日(月)の毎日新聞夕刊に記事が載りましたとメールがきました。
「ただ今、26カ国目トルコに入国しました。
あと1200kmでイスタンブールに着きます。
これで3年もかかったオセアニア・アジア横断が達成されます。
トルコのあとはヨーロッパを予定しています。」
今日、図書館で新聞記事を読んできました。
ヘルメットをかぶった写真付きでしたが、元気そうでほっとしました。
初めて出会ったときは、26歳の青年だったのにもうこんなにたったのかと感無量です。
これから世界一周に行くという話が、とても珍しくて応援することになったのです。
そのときは、彼がどういう人物なのか何もわからなかったのですが、日本一周から始めた彼のブログを読みすすめるうちに、彼の偉大な人物像が現れてきて、ただただびっくりでした!
彼の母から聞いた数々の家族思いのエピソード。資金をためるための涙ぐましい努力。
日本一周中の献血記録など等。
海外では日本人駐在員の方々からたくさんの支援も受けてるようです。
彼の人柄が多くの人々を惹きつけていってるようです。
我が家が、第一番目に出会ったということで、義理堅くいつも連絡もしてくれてますが、私たちなど彼の出あった人々の親切に比べたら恥ずかし限りです。彼が帰国したときには、どんなに立派な人物になっているかとてもたのしみです!http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110926dde007070048000c.html
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人模様:自転車で世界一周旅行中−−小口良平さん
 自転車世界一周に7年計画で挑戦中の小口(おぐち)良平さん(31)が今月上旬、21カ国目となるイランの首都テヘランを通過した。最短距離をつなぐ地球一周ではなく、ネパール人男性が築いた“世界記録”の「五大陸150カ国走破」を超え、各地をくまなく走るのが目標だ。

 既に2年半で中国やインドなど7万キロ以上を走破。交通事故3回、入院2回、窃盗4回の被害に遭ったが、「つらい出来事の後は、その何倍もの喜びや幸せな出会いがある」と旅の魅力を語る。

 長野県出身。上京して学生生活を送ったが、何も自信が持てない自分が嫌だった。「夢の実現を通じて自分を変えたい」。4年間の会社員生活で資金を準備。テントを載せ、ペダルをこぎ続けた。

 カンボジアでは貧困家庭に招かれ、現地の月給以上の餞別(せんべつ)をもらい背中を押された。イランに入り、水も食料も尽きかけたが、トラック運転手や工事現場の男性が食事を分けてくれた。「多くの励ましを胸に前に進むだけ。夢を持つ素晴らしさを次世代に伝えたい」【鵜塚健】

毎日新聞 2011年9月26日 東京夕刊