ピアノフェスティバル

今日は「アジア・汎太平洋国際障害者ピアノフェスティバルin東京2015」が
上野にある東京文化会館で行われました。
中国、台湾、韓国、ネパール、米国 日本からの参加者が集まりました。
視覚、聴覚障害、知的障害などの方たちです。

目を瞑って聞いてたら、障害のある人が演奏してるとは到底わからないような演奏でした。



昨日は、今日のフェステイバルに出場できるピアニストを選ぶ『日本代表選考会』が楽屋のほうで行われたので、2日間文化会館に通いました。
もともとはピアノパラリンピックと言ってたそうですが、この主催団体の会長さんで音大の教授は、障害者の弾くピアノは、健常者のピアノとは、またちがった味があるというようなことを話されました。
ウイーン大会金メダリストでコンサート活動されてる月足さゆりさんは今日のゲストでした。
月足さんは生まれながらの障害をもち今は片手しかきかないのですが、自作の曲など素晴らしい演奏をしてくれました。
13歳までしか生きないだろうと生まれたときは宣告されたのに今は38歳になりました。これまでたくさんの涙ー悲しい涙、嬉しい涙を流してくれた母や支えてくださったみなさまに感謝の気持ちで作った曲ですと披露されました。
だんだん身体機能が落ちていくそうですから、日々どんなに過酷な生活を送ってるかわかりません。
でもお話されるさゆりさんの笑顔の輝いてること!
すばらしいお話でした!

楽屋の廊下が面白かったです。
打ちっぱなしのコンクリートの壁や柱にはびっしり落書き(サイン?絵)があります。
ここは世界中から演奏家やオペラの人たちが集まってくるところなので、多言語で書いてあります。
皆さん記念に残していくようです。落書きと言うよりアートですね〜
さすが芸術家です!

有名な方たちの名前があるようです!!