山形新幹線車内販売員

町屋のお寺さんでつどいがあった。
「いのちを見つめる 〜命を枯らさない働き方〜」
今日の講師は、現役の弁護士さんでした。
仕事を通して経験した過労死とうつ病による自殺、貧困問題などについての話でした。
いままでは労働には肉体労働と精神的労働の二つがあるといわれてきたのですが、最近は「感情労働」ということばが新たに付け加えられるようになったそうです。
自分の感情を抑えてコントロールし、一生懸命演技する、その演技を見破られないようにすることで自己嫌悪に陥っていき、燃え尽き症候群になってしまうのだそうです。
こういう症状になる職業は、教師、看護士、ファーストフードやコンビニの店員(マニュアル通りの作り笑顔)などだそうです。
過剰な労働時間、職場の人間関係から鬱病になる人が増えてきてるそうです。
そこから貧困生活になり、ホームレスになってしまう人々がでてくるという話もありました。
話し合いの会では、僧侶の方が教師体験した話や、最近は僧侶たちも鬱病になってるとか、鬱病に関する
話がたくさんありました。
暗いモードになっていったところである方が最近いい本を読んで元気がでましたと、本の話をしてくれたので急に明るい雰囲気がでてきました。
帰宅してから検索してみたらでてきました。
山形新幹線車内販売員の若い女性は、山形弁で客と話し、心配りが抜群なので客から大人気で、大変な売り上げをあげていて、今や企業から講演依頼があいついでいるというのです。
今日の講演で、経済格差で子どもの教育レベルにまで差がでているという話を聞いたばかりなので、
彼女の話題はとても元気になりました。いつか彼女の新幹線に乗ってみたい!!
http://www.pref.yamagata.jp/ou/somu/020020/03/mailmag/series/woman/mokikumiko.html