報道と人権


人権週間にちなんで、市民会館でニュースキャスターの
宮川俊二さんの講演「報道と人権」があった。
過去のニュースから最近のニュースまで一つ一つ取り上げ検証しながら問題点などについて語ってくれた。
冤罪だった場合、各メデアによって対応はばらばら。
謝罪する場合もあるが、最初から「捜査関係者によると」とか「警察署によると」などと報道して、メデアは責任をとらないで謝罪しないこともあるそうです。
こういうことを「客観報道」というそうです。
たいしたニュースでもないのに民放は視聴率のために、過重報道をやり被害者の写真を載せたりして二重被害にあわせたりしている。
やたらに多すぎる報道の場合は、チャンネルをNHKに変えましょう(笑)。
情報を鵜呑みにしないで、「情報を読み解く力」が大切。
先ごろ話題になったNHKの番組、ハーバード大教授の「白熱教室」http://www.nhk.or.jp/harvard/about.htmlはとても参考になります。いろいろな視点でものごとを考える力が養われます。

今日の宮川さんの講演を聞こうと思ったのは、クラスメイトでイタリアレストランのオーナーシェフ佐藤君
の話を思い出したからでした。この夏に佐藤くんのレストランで故郷の人々の集まりが開かれたとき、宮川俊二さんの話をしたのです。http://d.hatena.ne.jp/helloelf/20100627
佐藤君は以前、故郷の山形出身で活躍してる人物として山形のテレビに出演することになりました。そのときにインタビューにきてくれたのが宮川さんで、それ以来何度か宮川さんはレストランを利用してくれたのでだんだん親しくなっていったのだそうです。この日も宮川さんをおよびしたのだけど、都合がつかなかったのですよ。と話してくれたのです。
講演終了後に、宮川さんから著書をプレゼントされたかわいい女性とお話させていただいたら、佐藤君が出演した山形のテレビ局のことをご存じだったのです。

帰宅してポストを覗いてみたらなんと佐藤君からはがきが届いていたのです。
文面を読んでみたら、「ふるさと山形鶴岡市観光大使に任命されました!」というもので、庄内の産物を使ったイタリアンメニューの紹介やお店のイベントが載っていました。
店内には、故郷の観光パンフレットを置いたりしていろいろPRしてあげてる様子がわかりました。
故郷のことをとても親身に気遣ってくれている彼には最もふさわしい肩書きだと思いました。

初めて知った、「鶴岡市観光大使」について検索してみたら、アルケッチャーノの奥田シェフも任命されてたのです。
奥田シェフを赤ちゃんのときから知っている私にとっては、この上ない喜びとなりました。

今日はいろいろと繋がっていってたのしい日になりました。