牧野記念庭園


新聞に牧野庭園の企画展「明治のみかん図 牧野富太郎の植物画コレクションより」というのが載っていた。http://homepage3.nifty.com/otoan/makino.htm
庭園はバスや車でよく通るところなのに長い間行ってないなーと思って出かけてみることにしました。
天気がいいのでいろいろ用をたしているうちに夕方になってしまった。

子どもたちが小学校のころ連れてきたら、翌日、学校の道徳の授業で牧野富太郎の勉強だったそうで、先生が「牧野庭園に行ったことのある人は?」って聞かれてクラスでただ一人だったよって得意になって帰ってきたことがありました。

しばらくぶりに来て見たら、古い牧野邸はなくなっていました。
昨年新築したという建物が2棟建っていて中に入ると、まだ新しい木の香りがします。
冬枯れの庭でちょっと寂しい気がします。
何の花も咲いていないだろうと思っていたら、奥の方に白い花が見えます。今頃の季節で咲いてるのは、水仙のようですが、お店で見る水仙とはちょっとちがうような....
管理人さんに聞いたら、やはり水仙でした。

こんなに寒い時期なのに、毎年咲くのだそうです。花屋さんの水仙は温室栽培で大事に育てられてるけど、この庭園の植物には水も肥料もやらないでただ自然のままにしてあるのですよと説明してくれた。自然界の植物と同じようにしておくのが牧野先生の考え方だったのでその意志は堅く守られているのです。

スエコ夫人の名をとってつけられた「スエコ笹」に囲まれた胸像