千秋楽 観戦

大相撲千秋楽を観戦するために暗いうちから両国へ出かけました。
当日自由席券を手に入れるためには早朝から並ばなければならないのです。
7時少し前に到着したらもうけっこう並んでます。早朝の寒さにもかかわらず次々と集まってきます。意外にも外国人の若いグループも多いです。外国人担当のスタッフが英語でてきぱきと応対して説明していきます。
ようやく整理券が配られました。
手に入れたのは46番です。また少しその場で待たされ8時から入場券を購入しやっと寒さから解放されほっとしました。席を確保するためにエスカレーターで2階へ上がります。エスカレーターの手すりが独特です!
以前一般解放で稽古総見があったとき、米国の高校生をつれてきたら身を乗り出して見ていて、とても感動していました。この会場にも欧米人がけっこう多く、力士の名前も会話のなかにでてきます。みなさんの関心度がわかります。ほんとに外国人に人気なんですね〜。
自由席は最上段なんです。土俵が遠ーいですね〜。双眼鏡とラジオも持ってきました。
席を確保したあとは会場を見学です。
10時過ぎに序の口の取り組みが始まるというのに、こんな8時過ぎから土俵の廻りには相撲を裏方で支えてる人々がいろいろなことをやっています。土俵に水をまき箒で何度も何度も均してたり、行司さんもいます。
10時過ぎにやっと序の口の取り組みが始まりました。お客さんはぱらぱらしかいないけど、「●●く〜ん」という高校生くらいのクラスメートのような少年の声で掛け声がかかっていたのがとても初々しく思えました。
地下の大広間では12時からちゃんこが食べられます。これがまた大人気で行列です。

  
一杯250円です。今日はしょうゆ味です。

  
館内の奥にある茶屋の前では「出方さん」たちが次々に入ってくるお客さまたちを升席に案内しています。出方さんたちの袴が粋な感じですね〜。

 

外に出てみたら、力士の入場を待ってる人たちで通路が満員です。

館内をあちこち出たり入ったりしてるうちにもう3時になっていました。このころから升席が一気に埋まってきてあっというまに満員になっています。
隣席の方は、小学生の息子さん2人連れの家族で静岡から朝一番ででてこられたそうな。
息子さんの夢は「行司」になることなんだそうで、力士の応援にも力が入っていました。

声援を聞いてるだけでも楽しめます。秋田出身の力士に向かって「(オレはお前の応援のために)秋田からわざわざでてきたんだぞ〜(だからお前もがんばれよー)」、またある声援は「がんばれーーーおれもがんばるからー」 
いよいよ横綱白鵬の優勝です!
通算18回目、6場所連続の幕内優勝だそうです! 各国からの優勝杯の授与式が続きました。終了後もいろいろ神事が行われていました。その後大変なことが起こりました!行司さんが序の口さんたちに胴上げされた瞬間失敗して振り落とされてしまいました!!もう一度やりなおし、、、、
外ではオープンカーのパレードを見るための群集でいっぱい、、、なかなか出てくるまでが時間がかかります。中からは自衛隊の演奏が聞こえてきてようやく白鵬の登場です!
ながーいながーい一日が終わりました!