NYから


先週からニューヨークのゲストが滞在しています。彼は上海に仕事で来たのですが、普段は睡眠時間もないぐらいかなりハードな生活をしているそうで、しばらくぶりにアジアに行くのだから、ついでに休暇をもらって日本の我が家へ寄って骨休みをして来ようと思いついたらしいです。

彼が最初に我が家へホームステイにきたのは高校生のとき。それ以来毎年のようにやってきて
かれこれ10年以上のつきあいです。もうすっかり家族の一員のようになっています。
社会人になってからは忙しくて来れなくなった
ので、しばらくぶりです。すっかり立派な青年になっていて眩しいくらいです!
米国に行った友人たちは、「日本と比べて米国は残業もなく早く帰宅できるし、ラフな格好で職場にいけるし自由でいいですよ」と言う人たちが多かったのですが、この彼の話ではずいぶん違います。地域、職種などによってかなり差があって一概に米国だから、、というのは通用しないものですね。
彼の職場は日本よりも厳しい環境かもしれません。能力のない人は容赦なくすぐにリストラさせられるそうですから。
NYから上海に行く機内の客はほぼ満員だったそうですが、上海から日本への機内客は3割位だったそうです。
米国から日本のニュースを見てると、まるで日本全土が廃墟と化したような報道ばかりだったので心配してたそうです。
それが、東京に来てみたら以前と変わらず普通の街があったので驚いたようです。
彼が今回行ってきた土地は中国で一番の富裕村といわれてる人口3万余りの華西村だそうです。http://www.china7.jp/bbs/board.php?bo_table=1_3&wr_id=97

NYのアパートの家賃はとても高く自室に洗濯機を置いてはいけないのだそうで、、フロアごとにコインランドリーが設置されてるところが多いそうです。
でも彼は、仕事がハードで帰宅もままならない状態なので、洗濯機が置ける数少ないアパートを探して入居してるそうです。
米国の不便!な生活を体験してるので、来日するたびに日本の環境のいいことに感動しています。
相撲の千秋楽の升席チケットが運よくまた手に入ったので、彼をつれていくことができました。帰りにはちゃんこの店に入ったのですが、なにもかも初めての体験で、ますます日本贔屓になったようです。
外国人がみな日本から去っていってるというこの時期にわざわざ日本にやってくるという外国人はとても貴重です。
翌日、東京オフィスにも連絡なしに顔を出したら、とっても驚き大歓迎されたそうです。
そして他の外国人客と月島のもんじゃ焼きにつれていってもらってきました。
彼の学生時代のエピソードは、世界のVIPに会った話などのスケールの大きな話題ばかりで、いつも興奮させられっぱなしでした。
今回も話が尽きなく、毎度寝不足が続きます。