大道芸

昨日の「いのちをみつめる集い」の講師は、とてもユニークなお坊さまでした。
マジックやジャグリングなどの大道芸のできるお坊さまで、お寺だけでなく老人ホームや保育園などからも依頼され年間5〜60回も、PRINCOちゃん(プリンコちゃん)という名で大道芸の活動をしているのだそうです。
南京玉すだれや、トランプの手品あり、風船で動物なども作ってくれるのです。
お寺で法事などがあったとき、お客の子どもたちにはいつも風船で動物などをつくってあげるんだそうです。

大道芸をやりながらいつしか仏教を語ってるというものでしたが、とてもわかりやすくたのしい会でした。

このお坊まはお寺の息子さんではないのです。
慶大でレスリングをやり、原子力を学び研究者になろうと思っていたそうですが、
実社会に出るときになってから、世の出世競争にはついていけそうもないなと思うようになったそうです。
そんなときに、親戚のお坊さまから僧侶にならないかと勧められたのだそうです。
今は無住だった寺の住職をつとめておられるそうです。

お寺の跡取り息子さんと違って、お手本がないのでかえって自由な発想でお寺の経営?ができるてようにみえました。
他の活動としては、毎月1回小岩のジャズバー「chippy」http://www.chippy.jp/で仲間の僧侶3人で「声明(しょうみょう)」もやっておられるそうです。
国内はもとより海外のメディアから何度も取材を受けているそうです。
お酒を飲みながら声明を聞くっておもしろそうですね。
いつか機会があったら伺ってみたいなと思います。