ホームレスの支援

ホームレスの支援活動してる若いお坊さんの講演を聞きました。
お坊さんは子ども時代から路上生活者が周囲にいるのを多く見かけて暮らしていたそうです。

お坊さんになってから、ホームレスの支援や東北の震災の方々への支援を行うようになったのです。

路上生活者の方々の辿ってきた人生を聞くと多彩な人生があったのです。
家庭が貧しくて養子に出され逃げるように早くから働きにでて、病気になってしまった、
一生懸命働きお金をためてやっとのんびり老後を送れると思った矢先に、友人から全財産を持ち逃げされた、
新幹線や成田空港、デズニーランドの工事に関わって意気揚々とした時代を送ってきた人たち、200人も部下を抱えてた人、家を2軒ももってたという人、夫婦げんかがもとで家を飛び出してしまったことが発端になって転落していった、、等など。


お坊さんは亡くなった彼らのお弔いもしてるそうですが、そのときは仲間たちも集まってきてみな号泣しながらお焼香したそうです。

自分たちの墓がほしいと切望されたので、多くの方々と協力して、やっと最近共同墓をつくることができた
そうです。
先に逝った仲間たちをそこへ納めることができたことを喜び、また自分も仲間たちと同じところへ行けると涙を流しながら喜んでおられるとのこと。


茶話会ではお笑いを目指したこともあるという若いお坊さんにもお会いしました。

私もホームレスに関する体験談を披露しました。
英国のビッグイシューの本に関心もってて日本初上陸のビッグイシューを手に入れたこと、ビッグイシューのシンポジウムを聞いたことや、身近な人がビッグイシューのボランテアに参加してたこと、
スープの会の活動で新宿の公園でスープを配る活動に参加したり、横浜の寿町の活動に関心もってたこと、
建築家の坂口さんがホームレスの人の作った「ハウス」に関心もって、「ゼロ円ハウス」を書いたこと等々。

外国を旅したときも、外国の路上生活者たちの行動も観察してきて日本の人々との違いに気づいたりしてます。

路上生活者の視点から見ると違った視点で世の中が見えてくるのがいいな〜と思ってるのです。



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