ザンビアで音楽指導

午後からジャパンファンデショーン(国際交流基金)でイベントがありました。
アフリカのザンビアで音楽指導されてきたミュージシャンたちの報告会とミニライブです。
フルートの岡部マリーロレンツさん、クラリネットの橋爪恵一さん、トロンボーンの村上準一郎さんの報告会でした。
ザンビア大使館の参事官夫妻もご臨席されてました。
日本政府からザンビアに使い古した楽器を贈ったのですが、音楽教師も少なく楽器の指導する人がいなかったので、この3人の音楽家がジャパンファンデーションから派遣されて首都のカレッジで指導されてきたのでした。
ザンビアと言ったらエイズマラリアの心配があったそうですが、行ってみたら、人々はフレンドリー
で付き合いやすかったそうです。
伝統音楽もとてもよく楽しんでいたそうですが、新しい世界の音楽も知りたいという人々の要求に応じて指導されてきたのでした。
橋爪さん、村上さんは現地の人たちからはドラムのたたき方を教えてもらってきたそうです。
ドラムは音楽というよりトーキングドラムといって、隣村まで聞こえるようにたたき、すぐに隣村から
たたいて答えてくるというようにたたくのだそうです。
歌手の庄野真代さんが主宰する「国境なき楽団」が活動してる孤児院「カシシ子どもの家」を訪れた話もありました。http://kasisi.net/
この孤児院には、助けをもとめ30-40キロ離れたところからたった一人で歩いてきたこどもたちがいたり、大きい子が小さい子の世話をしてるとか、今の日本では考えれないようなたくましく生きているこどもたちの話に感銘を受けました。  

休憩タイムにはザンビアのコーヒーのサービスがありましたが、とてもおいしかったです!

第二部ではミニコンサートをやってくれましたが、ザンビアで人気のあった日本の歌曲からクラシックまで、曲ではサマータイムからクリスマスソングまで短い時間に盛りだくさんの演奏を聞かせていただいて、とても有意義なひとときだった。