ジョンレノン

今日、久しぶりにラジオをつけていたら、ジョンレノンが亡くなって30年という日だということで特集をやっていました。
「Happy Xmas! (War is Over)」のリクエストがあり、「最初にジョンとヨーコがお互いの子供に呼びかける「ハッピー・クリスマス、キョウコ」、「ハッピー・クリスマス、ジュリアン」というのが好きです。でも小さく囁く声なのでうっかりすると聞き逃してしまいます」というリスナーからの文が読み上げられました。
私もいままで何度も聞いてるけど、気が付きませんでした。それで耳を澄まして今日はしっかりと聞きました。

予想通り「イマジン」もでてきました。
「国境などないと考えてごらん」というこのフレーズにはいろいろな思い出が甦ってきました。
子どもの小学生用雑誌に名言集として載っていたのを見つけたときは、とても新鮮で感動しました。そのころ国際交流を盛んにやっていて、いつも外国人たちを招いていたのですが、そのなかに中国人の留学生がいていつもギター弾きながらイマジンを歌ってくれたのです。彼は中国で教師をやりながら夜は、バイトでホテルで歌っていたそうです。
ですから、リクエストに応じてなんでも歌ってくれるのです。サッカー選手でもあってスタイルもとてもカッコよかったのです。
彼がくるたびにホームコンサートというなんとも贅沢な
ときを過ごしたのです。
あるときは、数カ国からのお客様が集まったのですが、またそのときも彼がイマジンを歌ってくれたのです。
このときは、ほんとうに歌をそのまま地で行ってると思い、涙があふれでてどうしようもありませんでした。
当時、中国人留学生は保証人問題で相当苦労していました。
彼も例外でなく、今の保証人ではいろいろ不都合なことがあるので、保証人を代わってもらえないかと頼まれたのです。彼の誠実な態度を見て、すぐに我が家で保証人になってあげました。

その彼はその後いろいろな出来事があったようで、しばらく連絡が途絶えていました。何年かたったころオーストラリアから手紙がきました。
なんとオーストラリアの女性との結婚式の写真が入っていたのです!