外国人登録証

我が家に滞在してる彼の外国人登録証の申請に市役所へ行きました。
彼はたくさんの記入項目をどんどん埋めていき国籍の欄に「台湾」と記入しました。
母国語の漢字名と英語名の二つ持ってる台湾人はけっこういて、英語圏の国に住むときには、英語名で記入してるようです。
彼は長く米国に住んでいたので、英語名に慣れてるのですが、日本ではちょっと違います。
あちこち訂正されながらやっと完了したと思ったら、職員が見本に書いてある国籍の項目を指して「「中国(台湾)」と直してください」とのこと。
私は、びっくりして「台湾は『国』ではないんですか?」って聞き返しました。
「そうです。台湾は日本と国交がないので、、、」とのこと。
なんだか悲しくなってきました。
彼にあとで聞いたら米国では、「国名『台湾』」で通用するのだそうです。
政治的な問題やいろいろ国の事情が複雑だということがわかりました。
いままでもたくさんの中国人、台湾人に会ってきて、聞いてきたのですが、それぞれの解釈がちがうのでよくわからずじまいできました。
昨年ホームステイにきてた中国の高校生との会話が思い出されました。
彼女は、「お母さんは、中国に旅行したことがありますか?」
私「いいえ」、「じゃ、どこの国へ行ったことがありますか?」「台湾に行ったことがありますよ」彼女は「あー大丈夫、台湾は中国ですから。中国にいったことがあるということですよ」、、、、
この言葉にショックを受けていたんでした!
そういう教育を受けているのかって、、
先日の台湾の総統選挙も気になりました。
日本に住んでる私たちには想像もできないですが、そういう国に住んでる人々はこういう不安のようなものを抱えて生きてるんでしょうね〜。