インターカルチュラル・シティ

青山学院大で講演会があるのででかけることになってたのですが急な雪になり交通が心配でした。

青山学院の向かいのこどもの城。


今日のテーマ:インターカルチュラル・シティ ―文化の多様性を活かす都市政策の実践―
◆講師は異文化交流を前向きにとらえて研究してるという英国人のフィル・ウッド氏


今日のレジュメは全て英文だったのでさっぱり読めないものだったのですが、英語での講演は随時通訳が入りました。

典型的ないい例として、英国ではチャーチルの次に有名だという技師 Isambard Kingdom Brunel という人物がいる。
Brunelはフランス人と英国人の両親のもと、学んだり仕事をしたりするのにこの両国のいいところを利用できたので、世界的な船舶鉄道橋を建造することができた。


イタリアも人口が減ってきて農業従事者が不足してきて、イタリアの伝統食パスタやチーズの材料を作る人がいなくなり伝統食が維持できなる恐れがでて不安になってきたところに、インドからたくさん農業従事者になる人たちがきてくれた。

移民が入ってくることで暴動が起きたりして問題が起きてることもあるが、人々が刺激を受けて生活が活性化したり経済がよくなったりして良好な面もある。

成功していってる国では自国の文化を押し付けるのでなく柔軟性のある多文化主義を取り入れてる。
なぜ移民が起きるのか?考えてみるべきではないか。
豊かな国だけが甘い汁を吸って壁を作って移民を排除するのは人道的な立場、倫理上もよくないと思ってる。