青春18きっぷ おひとりさまの旅

昨夜、JR吉祥寺駅の緑の窓口で、「これから青春18切符と『ムーンライトながら』で一人旅にでかけるので小田原までの切符をお願いします」と申し込んだら、窓口の若いお兄さんがニコニコして、「ぼくもこの前18切符で旅してきたばかりですよ。どうぞいい旅を楽しんできてください」っていいことばをかけて見送ってくれました。18切符の旅仲間に出合った!という感じで嬉しくなりほんとうにいい旅になりそうだなって予感させてくれました。
夜行列車「ムーンライトながら」は大人気で発売日には売り切れるというので1ヶ月前から買っておきました。
昨年は、隣席が空いたままだったのでゆったりできました。
今回隣席に座ったのが80歳前後の女性でした。
今朝岩手からずっと18切符で乗り継ぎ東京まできて、四国まで一人旅をするのだそうです。
お互いの旅の話や人生体験など話してたら、それぞれの話にとっても興味をもち楽しくて深夜までおしゃべりしてしまいました。
寝不足のまま終点の大垣まできてしまいました。
普段の日常生活のなかでこんな話をしてもいい反応がないということがいっぱいあるのに、やはりこういう場所で出会う人はどこか共通のところがあって話が弾むものだなって実感しました。
旅の醍醐味は観光だけでなくこうやって人との出会いにもあるのです。
一人旅だからこそ、また冒険好きのバックパッカーだからこそ、出会うことってあるんですよね〜。
大垣駅前の観光案内所で名所を教えてもらったらとっても丁寧に私がこれから行くという他の観光地の情報まで調べてくれました。
大垣はいい水が豊富に出るので、以前は日本を代表する紡績会社がたくさんあったそうです。
500円で枡を買ってもらったら、これが通行手形になって安く観光地巡りができお菓子屋さんからはお菓子のサービスなどがありますよと勧められ、小さな枡をリュックにぶらさげて歩くことにしました。
それぞれの場所で小さなかわいいスタンプを押してもらうのです。

やはり木の国です。ひのきのいいにおいがします。この「枡や」http://www.masuza.co.jp/さんでで作られた枡でした。工場と販売店があっていろいろなアイデア商品がありました。
   

大垣の町は水が豊富なところで町のあちこちに湧き水があって、水を汲みにきてる人たちがいっぱいいました。
 
水ようかんも名物です。水のなかには陶器に入った水ようかんが冷たくひやされていて、通行手形!を見せたらこの中から1個取り出して
もてなしてくれました(無料)。
 

 
「奥のほそ道 むすびの地」という芭蕉の記念館 http://www2.city.ogaki.lg.jp/basyo/basyo.htmがあってシアタールームでは3Dのめがねで芭蕉のたどった風景を見ることができました。芭蕉は江戸深川を出て東北北陸と歩きここ大垣で旅を終わらせたのだそうです。そういうわけで俳句が盛んなようで投句箱が町のあちこちにあります。 
   

岐阜駅前で見たバスです。どうやら「信長バス」という名称がついてるようです。
岐阜には関が原があって、信長がいて、、